
ここ数年でタワーマンション駅ビルなど凄ましく開発が進む武蔵小杉。
そんな中 創業以来の味を守り日々努力し味を追求するステキな老舗が。
ラーメン 丸仙
昭和48年 1973年創業。武蔵小杉で創業50年近く営業する人気行列店。
地元民に愛される歴史ある黄色い看板とダイナミック開放的な佇まい。
支那そば みそ 塩そば チャーシューメン ねぎみそ 限定丸辛みそ6種構成。
各々中盛1.5玉 大盛2玉と変則。9種トッピングに人気の餃子とのりめし。
先代の父の跡を継いだ生まれも育ちも武蔵小杉な二代目店主の陣頭指揮。
大きな釜に麺泳がせ平ザルで豪快に麺を高く上げる見ていて見事な麺上げ。
仕切り設けたL字水色12席にGABAN黒胡椒 ラー油 お酢 醤油 豆板醤。
厨房には田中店主に元気良い助手と美人女性3名体制。11時半で満席。
支那そば
鶏モミジに少量野菜と昆布乾物で長時間じっくり炊いた渾身醤油清湯。
豪快湯切りから提供される咀嚼軽快硬めのツルポク麺に大判ロース盛り。
出汁旨味沁みた肉厚大判豚肩ロースは肉感溢れる箸崩れジューシー設え。
コリコリ味濃いメンマに軽快シャキねぎとスープに浸けない流儀の海苔。
名古屋コーチンの鶏ガラ旨味ギュッと詰まった分厚い出汁推し濃口醤油。
表層キラキラ香味油に香味野菜と昆布乾物下支えの余韻続く激アツ設え。
軽い縮れが分厚い出汁旨味拾う啜り心地良いエッジ効かせたウェーブ麺。
細めながらコシ弾力しっかり残した噛むたびコメカミ疼くツルパツ食感。
90点/100点
無骨な印象の佇まいから想像つかない繊細で美しい支那そばを堪能しました。
ごちそうさまでした。
退店時には学生やリーマン含め10人以上長蛇の列で ほとんどがねぎ味噌。
なるほど 郷に入っては郷ひろみ にしたんクリニックですね。