喜多方をあとにして
一行は会津若松に向かいます。
名店ひしめく街への移動は
時に4人を奮い立たせつつ

時に理性をも奪いながら。
会津の街についても
目指す場所はさらなる奥地。

地図が頼り BUBUが頼り
匂いが 風土が 風の音が頼り。
まさかの環境に佇む名店
牛乳屋食堂
創業80余年。
自然の中に佇む
まさに生きた歴史そのもの。

麺も 精肉も
すでに協賛と云うカタチで時代を築いてます。
昔 新横のラー博に入っていたことでも有名すが
ここは本場会津で等身大の牛乳屋をいただきます。

店内はアットホームそのもの。
近くには芦ノ牧温泉があることから
会津の街から少し離れた立地でも
ヒトの入りは結構多いす。

小上がりの座敷でのんびり。
楠んだ畳のい草臭が
疲れた身体を癒してくれます。

メニューは豊富。
冷やし中華やミルクみそラーメン
ソースかつ丼や煮込みかつ丼も。
麺はご覧の通り
中太会津麺と極太手打ち麺から選択。

こうなってくると
あがったテンションはなかなか下げられず。
個々に思い思いのセッティングを整え
牛乳屋のラーメンと対峙します。
↓極太手打麺 手打ラーメン
これ実は半手打ラーメン。
麺や具の構成は変わらないらしく
色鮮やかな配色が視覚を刺激。

店内には正統派会津ラーメン とありますが
このナルトに海苔、メンマ、チャーシュー
そして香ばしいネギの構成は鉄板です。
ちなみに これがハッスーさん ケータロスさんの頼んだ
↓牛乳屋ミニセット
半ラーメンに 丼物が半分、小鉢に牛乳のセット。
煮込みかつ か ソースかつが選択可。

スープじんわり。
やや甘めのカエシに煮干さらりで
ゆっくりと鶏出汁が主張してきます。
スープはやや温め。
後味で生姜の風味が少し感じられます。
正直 ここまで重ねて喜多方の類いを食べてると
少なからず飽きてくるかなと思いつつも
それを超えて感じたのが
各店舗 スープの構成が結構違うこと。

手打ちの極太麺。
幅広平打ち断面はモチモチ感も感じますが
部位によって 硬さ柔さの強弱もあるので
イレギュラーな食感がとても面白いす・・
スープにもしっかり絡んでるので
最後まで旨味が分離しません。

チャーシュー旨いす。
店によって
薄さや肉質など特徴あるのね。

牛乳が苦手なケーさんが
セットを頼むと云う男気に触れつつ
ごちそうさま。
7.5点/10点
スープにはっきりとした強さはないけど
旨味やコクがくっきりと主張する牛乳屋。
極太の麺も負けないくらいの存在感に
あらためて本場の味を嗜める意味を知りました。

胃から腸へ炭水化物を送る運動をしつつ
一行は 芦ノ牧温泉駅まで少々歩きます。
晴れた空
山は緑に 腹黒い。

では
今回遠征の3都市目
白河へ向かいますちなみにここで運転
武田に代わります
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