
この道を行けばどうなるものか。危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり その一足がやかましい麦となる。
湯の台食堂1980年創業 地域密着型の食堂が2016年3月に閉店。
そこのご子息が店引き継いで2017年10月リニューアル。

店主はとみ田3号店 雷に七彩TRSと八丁堀や食堂七彩と華々しい経歴。
七彩グループ一の手打ち麺の使い手ということで期待大。

当初は八丁堀同様 注文受けてから製麺しつつも今は手間優先で廃止に。
10時到着ポールで開店10分前に一気にどさどさパラダイス銀河。

卓上はGABAN黒胡椒のみ。
5人で訪問のため 奥の小上がり座敷に座らせていただきます。

店内は落ち着いた時間流れるホッコリ設え。
スタッフ総出でゆったり接客する温かい姿が印象的。

ポールDテーブルに盛られる壮大な着丼風景。
中華そば 塩デフォ醤油に比べると 出汁感やや弱めに感じる淡い印象。
旨味ゆったりジワジワくる適度塩気効かせたホッコリ型。
アスパラ冷し麺限定のアスパラ冷しは食べた瞬間アスパラ全開でビックリ。
旨味凝縮のド濃厚トロポタスープに細ストレート麺眠る新緑仕立て。
アスパラ〆洗飯ホロホロ洗米の上にトロみ伴うアスパラダレ盛られた驚愕100円代物。
限定のアスパラ冷し喰らった後は リゾット風にしつつ衝撃棚ペロリ。
チャーシュー飯あるだけ限定 ホロほぐしチャー盛り盛りの絶品サイド。
中華そば 並七彩由来のまろやか油に濃口醤油ダレ効かせた無化調醤油清湯。
垣間見れる自家製ウネりグリン麺に 鮮やか具構成盛りで登場。

両サイドの表層香ばし豚バラに低温調理レア肩ロースの2種チャー構成。
お馴染み胡椒塗しのコリコリメンマに味わいほうれん草と軽快シャキねぎ構成。

まろやか油に鶏豚動物コク推しの味わい醤油清湯。
キレ醤油ダレに魚介節に香味野菜や昆布乾物出汁下支えの無化調仕立て。

啜り心地良い麺肌なめらか自家製手揉みウネり麺。
噛むたび口内踊る硬柔ランダムの優しいピロムチ食感。

100円替え玉は途中バサつくため もうちょいタレと油ほしいす。
直接喰らうも良し スープに浸けて合わせるも良しの遊びゴコロ。

リフトさせてください!と懇願する麦の体脂肪率は4%。
92点/100点
まろやか油に動物コクと魚介節香味野菜出汁との絶妙好バランス型無化調醤油。
喉越し良い自家製手揉みグリン麺と豪快具材合わせに舌鼓。

こういった地方でも 七彩譲りの絶品麺が喰らえるなんて。
ごちそうさまでした。