
ようやく青森独特訛りにも慣れたころ お店に集う車が東北6県
津々浦々の方言大会と荒れた人間模様の大運動会。
中華そば ひらこ屋 店主は2005年 市幸畑にサンマ干しを使ったラーメン店 雷門をOPEN。
そこから青森煮干に挑戦するため別ブランドを立ち上げたのが このひらこ屋。

屋号にもなっている平子煮干は 鳥取は境港で有名な平子(ひらご) 俗称は真いわし。
広島の父親がこの煮干出汁をつかって味噌汁をよく作ってくれました。

開店30分前で客パラパラからの開店時で25名の大行列。久々の煮干聖地で構成確認。
どちらも平子煮干ベースで津軽風のあっさりと豚骨出汁を加えたこいくち。

裏面で各々の説明がしっかり。背脂煮干しにバラそばも提供の重厚構成。
100円ご飯はおかわり自由で 完熟煮玉子も人気。

加えてつけのラインナップも以前より充実。今回はこれがお目当て。
ワンタンと肉のダブルも人気。手間暇かけた渾身の雲呑必食ですねぇ

卓上にはお馴染みの大壺に入った大根の自家製甘酢漬け。
SB黒胡椒に醤油と一味構成。好みによって個々で味変を。
煮干し中華そば あっさり厳選した境港産の平子に片口いわしと青森焼干し搭載の煮干スープ。
長時間の水出しと追い煮干からなる味わい煮干中華。

肉旨味凝縮の味わい豚バラに低温調理のミシ旨豚モモの2種チャー。
歯応え残した煮干出汁で調理された特製メンマにシャキねぎ構成。

2種類の小麦使用した喉越し良い自家製麺中細ストレート麺。
つなぎの山芋搭載で小麦薫り良いエッジ効かせたプリモチ食感。
とんこつ煮干しそば こいくち大量の煮干を極限まで煮出して 動物系と合わせた濃厚煮干。
透明度あるあっさりと対極の 動物合わせのトロみ茶濁仕立て。

長時間かけて厚み出した平子に片口いわしといりこ搭載のコク深構成。
表層ギラギラ節浮かせた煮干エグみ適度な動物旨味下支えの上質設え。
にぼダクこいくちをさらに濃くした限定10食の渾身一杯。
これでもかの泡立ち良い強烈煮干攻めの追い煮干搭載 独特酸味と苦味推しの逸品。
つけそばこの独特ルックスから惹かれる ひらこ屋渾身の甘辛酸つけそば。
煮干しに鰹と鶏豚スープ合わせの茶濁スープにダイヴさせる至福構成。

粒子ザラつき残した煮干節ガツンの醤油つけダレ。
塩気と酸味適度な鶏豚動物コク下支えのコク深上質仕立て。

レッドアーリーにシャキねぎと結びメンマの鮮やか具構成。
麺に乗せられた低温調理の2種チャーと愛嬌ナルトに柚子片アクセント。

つけの麺は中華系とは違う 全粒粉仕様の中角ストレート麺。
麺だけ喰らってもヤバいすねぇ.. 小麦薫り高いエッジ効かせた絶品設え。

つけダレからゴロゴロ出てくるショッパー刻み角チャー最強伝説。
絶品ツルモチ麺と節ガツンの濃厚出汁と豪快具材絡む大運動会。
95点/100点(あっさり96点 こいくち88点 にぼダク91点)
数年前の訪問から2回目訪問ながら あらためて衝撃的な一杯でした。
煮干の使い方にスープ深みとコク、麺自体の旨味やスープ絡みに至るまで感動モノ。
ごちそうさまでした。