悩みごとは尽きませんが とにかく案ずるより小野ヤスシ。
こうして 渋谷の雑踏にまぎれるとホッコリ和らいだり。


らーめん穀雨
2012年11月OPENの渋谷行列店。店主は名店かづ屋出身の実力派。
13時過ぎでも常時満席の大人気振り。可愛い店頭雰囲気すねぇ


中の様子が窺い知れない 磨りガラス手前のメニュー表。
昼と夜で構成を変えるサイドメニュー。かず屋譲りのワンタンも。


デフォの醤油に塩と担々麺からの味自慢人気のカレー推し。
無料の揚げネギ注文もこのときに。つけめんは終了したようです。


担々麺
ゴマペーストの良い香り漂う担々麺。
ラー油に山椒とゴマ構成のバランス仕様。


味付濃いめの肉味噌がネギの下にコンモリ。
ゴマにラー油浮遊させつつの メンマに青菜、糸唐辛子構成。


ラー油に動物出汁感効かせた 終始激アツのピリ辛担担。
まろやかゴマペーストに山椒シビれもアクセント。後味ふんわり魚介風味も。


デフォと同じ 喉越し良い自家製中細ストレート麺。
ツルモチ食感で 肉味噌やシャキネギ含めスープとの絡み良好。


8点／10点
ゴマにラー油からの山椒効かせたマイルド担々麺。
ツルモチ自家製麺に 肉味噌やシャキネギとの相性抜群。

たんたん亭系の担々麺 やはり美味いすねぇ
ごちそうさまでした。

大学時代前半を過ごした思い出の地 東大宮。
建築漬けハニカミ色の学生時代を思い出し 早くも階段で失禁。


中華そば N's
2014年5月OPEN。埼玉与野 晨輝shinki の移転。
駅前すぐの好立地に 店主含め2名体制のホッコリ雰囲気。


朝イチ限定10食はなんと500円。小ライス付とは凄いすね。
ちなみに中華そばは鶏ベースで N'sらーめんは鶏に煮干合わせ。


屋号のN'sデフォに中華そば、豚骨魚介、つけ構成。
新作でN'sの塩も。サイドの一番人気はレアチャーシューにぎり。


地元の弓削多醤油に煮干が卓上に。
学生中心の街なんで 店内も若いのでいっぱい。


N'sラーメン
鶏ガラ主体に4種類の煮干合わせた泡立ち醤油。
香り良くまとまりある ソソられビジュアル。


散りばめられたネギに 薄めの味わいチャーシューが2枚。
他にも 胡椒まぶしメンマにカイワレ、水菜、海苔からのナルト構成。


鶏ガラ主体に煮干風味効かせた味わい深い醤油清湯。
まろやか鶏油にくっきりカエシと背脂甘味のふんわり後味。


地元の製麺所 豊華食品の中細ややちぢれ麺。
啜り心地良いエッジ効かせたツルポク食感。


84点／100点
豚不使用の鶏旨味凝縮のじんわり醤油清湯。
鶏油にカエシとバランス良いスープに ツルポク麺のステキな絡み。


少し足をのばして 大学キャンパスを表敬訪問。(勝手に)
日曜なんで特にアレすが 妙に虚しさが募りまくった大学入。

学生時代からすると 2倍歳もとり
なんだかセンチになった東大宮でした。

世の中の温もりを寄せ集めた与野。
世の与野どの与野歩きなの。


麺家 Shumen Doushi
2015年1月9日OPENの新店。店主はマタドール出身。
屋号は酒麺童子から。夫婦2名体制の温かい雰囲気。


正油、塩、つけの3部構成。12時半訪問で店内5名待ち。
そぼろごはん系に餃子とメニュー充実構成。


正油SOBA
修行先由来の美しい牛出汁醤油清湯。
和寄りな出で立ちで 香りしっかり立ってます。


長ネギにカイワレ、鷹の爪に海苔構成。柚子も後半ふんわり。
チャーシューより この味付け肉そぼろ良いすねぇ 


まろやか油に牛旨味と独特の甘味活かした醤油清湯。
弓削田醤油効きで優しい旨味ジワジワ。鷹の爪辛味もアクセント。


全粒粉配合の三河屋製麺 中細ストレート。
喉越し良いツルモチ食感で 啜るたびに小麦香りしっかり。


86点／100点
旨味ジワジワくる牛出汁独特のコクとやさしい甘味に
喉越し良い全粒粉ストレート麺が軽快でホッコリ。

肉そぼろに鷹の爪などの具材セレクトも魅力的。
ごちそうさまでした。

魔の武蔵境から始まった麺活もリカバリーしっかりと。
はっちゃんとファイト乱発で 一気に江古田までビューン。


麺や 金時
2012年3月OPEN。四川料理の名店出身の店主。
住宅街にひっそり佇む落ち着いた雰囲気すね。


塩に醤油からの2種類汁なし担担麺。
四川料理店を渡り歩いた確かな実力から担担系はマスト。


汁なしは 自家製辣油に花椒効かせたのとゴマペーストの2種。
デフォの清湯もふくめ メニュー構成も明瞭。


塩らぁ麺
表層キラキラの美しい塩清湯。香りもビジュアルもステキ。
食感に味わい愉しめる鶏ムネに燻製鶏モモの2種チャー構成。


口に入れてから ジワジワ鶏旨味広がる塩清湯。
まろやか油も軽く効かせつつ 塩ダレと出汁感の塩梅絶妙。


喉越し良い三河屋製麺の中細ストレート。
エッジ効かせたツルモチ食感で 小麦香りもスープ絡みも良好。



汁なし担担麺
この汁なしがまた 嗅覚と視覚をビンビン刺激。
楕円状のお皿にこんもり盛られた汁なし担担。


自家製ラー油に花椒シビれ効かせた 独特辛さ活かした中毒性高い設え。
ゆったりと感じる黒酢の酸味もアクセント。鮮やかすね これ。


らぁ麺と違ってコシ弾力豊かな太ちぢれ麺。これは美味いなぁ
プリモチ食感で ピリ辛シビダレとの絡みも良好。


マゼマゼすると香りが立って 四川花椒刺激ビンビン。
味濃いめの肉味噌に ナッツや青菜の食感も軽快すね。


8.5点／10点
塩らぁ麺も 汁なしもレベル高くて昇天。
どちらに偏ることなく 看板として両方掲げられるスゴさ。

ただ 汁なし喰らうとシビれ効果で
ジワ旨の清湯味わいが破壊されるんでご注意を。笑

ごちそうさまでした。

地元 赤羽ではっちゃんに拾われ 武蔵境まで行ってからの発狂度合い。
コトバではなかなか伝えられないすね これ。


閉店告知時間の1時間半前の麺切れで ココロ中折れ伝説。
泣きながら 踵を返しまくりの粉吹きアフタヌーン。


この日は前日の激埋もれ会社納会の影響もあり
20時間以上なにも喰わずのハングリー精神丸出し。


十八番
1963年創業。オハコと詠ませる野方の老舗店。
店主は中野名店 高揚出身の実力派。


入店すると笑顔のステキな店主と奥さまが。
何と云ったら良いんでしょ。とにかく救われます...


卓上のメニュー表であらためて構成厚みに凄み感じます。
皮から手作りの餃子にも惹かれつつ 各々デフォのらーめんを。


らーめん
このルックスと香り 一気に引き込まれて溜め息三昧。
長年培われた絶妙かつユルい感じが滲み出た設え。


臭み皆無の厚みある味わいチャー美味いすねぇ
メンマにネギとシンプルながら 奇をてらわない具構成。


豚に鶏ガラ主体の化調効かせた じんわり旨味の醤油清湯。
昆布に香味野菜コクしっかりのクラシカルな味わいで 卓上胡椒も相性抜群。


孟宗竹を使用した踏み竹打ちの平打ちちぢれ麺。
ヤワ麺想像した反動からか このコシ強く長めの麺は歯切れ良い絶品仕様。


8.5点／10点
動物系コクと香味野菜旨味ジワジワのクラシカル醤油に
コシ弾力豊かな青竹打ちの平打ちちぢれ麺 相性良いすね。

ごちそうさまでした。

TBS巨大ロボが競り立つ シトシト雨の赤坂。
何もかもが高級に見えてくる近代的CG街を勇み足で。


秀ちゃんラーメン
博多人気店の東京店。ラーメン屋 秀から10月にリニューアル。
中二階で際立つド派手な幟がステキすね。2回目の今回は限定狙いで。


福岡、東京、NY、香港など世界規模で展開中。
店内活気あって 回転はやいのも魅力。夜も賑わう大箱構成。


ラーマガ限定NAKED 16回目は秀ちゃん。前回のえんやも良かったすね。
麺とスープだけの "かけらーめん"がコンセプト。


なしか
NAKED限定のシンプルなかけらーめん。
450円で このジャンクさはクセになります。


とてもステキな画。胡椒だけの潔い構成。
そもそも具なんて要らない派なので このスタイル大好き。


胡椒のみの薬味効かせた 油分少なめ限定豚骨スープ。
寸胴下層の芯部分にあるサッパリ系下支えに 胡椒刺激ガツン仕様。


博多でもヤワ茹で加減のずんだれ指定の細ストレート麺。
通常1分のところ3分かけるNAKED特別仕様。刺激スープとの相性良いすね。


8点／10点
NAKED限定のかけ括りながらの胡椒効かせた激ジャンク豚骨。
ずんだれヤワ麺を愉しみつつ 佐伯インスの胡椒刺激を堪能。

最後 丼底に残るザラつき豚骨と胡椒のインパクトが魅力すね。
ごちそうさまでした。

今は無き代々木めじろ時代懐かしく 過呼吸気味に線路上。
て 強烈な自家製麺提供のお店も忘れてはならないすね。


ラーメン ヤスオ
2012年8月から代々木移転からの突然閉店で
2013年11月スズキヤスオからの いつの間にかラーメンヤスオ。


ラうどん、ラそばに加えて ヤスじろうが。久しぶりに来ると色々変化が...
青バクダン(青唐入肉団子)は無くなり つけも展開中すね。


店主は不在で 女性店員が独りで切盛り。
塩加減やアブラのほか ニンニクや生姜のコールも。


ラうどん
中毒性高い茶濁出汁に垣間見られる平打ち麺。
多加水自家製麺はオーション使用のすいとんライク。


無料トッピングは生姜で。平日なんでニンニク残念すが...
麺量デフォ200gで大盛300g無料。出汁の旨味吸った激ウマチャー逸品。


厚みある動物コクに生姜ガツンの激ジャンク濃厚茶濁スープ。
ピリ辛仕様で カツオ風味効かせた素材旨味グイグイ推し。


すいとんライクの自家製麺平打ちストレート麺。
ゴワモチ弾力激しく 跳ね返し感じる強靭コシと小麦の香り凄まじ仕様。


8.5点／10点
相変わらずの独特ジャンク推し濃厚加減に
アゴ疲れ必至の跳ね返しゴワモチ自家製麺の最強っぷり。

病み付き指数高い 代々木の突き抜けた一杯す。 
ごちそうさまでした。

ゴチャゴチャ神田高架下は 今日もステキな亜空間。
近代的な街並みに レトロが間々刺してきます。


栄屋ミルクホール
創業昭和20年のまさに昭和を生き抜いた老舗店。
看板にあるように当時は喫茶店だったそう。

ラーメン620円にカレーライスやタンメンも。
ピリ辛ラーメンやラーメンカレーセット...写真撮り忘れすね。


ラーメン
ホッコリ空間でいただく 香り良いクラシカル醤油。
不思議と気持ちが落ち着いてきます。


たっぷりの茶濁スープに浸され具もシンプルで
ミシ旨の柔らか肉厚チャーに小松菜、メンマ、ネギ構成。


鶏ガラ主体のじんわり醤油清湯。昆布や生姜風味もふんわり。
まろやか油効きつつ 香味野菜旨味に独特な優しい甘みも。


やや柔めの喉越し良い中細ややちぢれ麺。
啜るたびに出汁旨味じんわりで絡みもしっかり。


7点／10点
身体の芯まで温まる老舗な一杯にホッコリ。
周囲に埋もれない じんわり旨味のクラシカル仕様すね。

ごちそうさまでした。

会社のある高台から星条旗な通りにゆったり降下。
かおたんも見渡せる素晴らしい道路幅員に感謝を。


西麻布 五行
2004年OPEN。一風堂ダイニング主体の別業態。
カフェのような洒落た店内 久しぶりの訪問。


ランチタイムも周辺会社員で店内埋め尽くし縮図。ランチ大盛無料。
12時少し前で店内満席 賑やかすね。着席して しばし待ちます。


焦がし味噌麺
五行の代名詞『焦がし』を用いた濃厚味噌。
厨房は相変わらずの炎柱噴き出しファイヤー。


100度以上に熱したラードで 味噌を容赦なく鬼焦がし。
柔らかチャーに挽肉の甘味やシャキ玉アクセント。


表層に厚めの焦がしラード張られてた激アツ濃厚味噌。
挽肉に生姜効かせた火傷必至の濃黒仕様。独特苦味に味噌コクしっかり。


焦がし味噌との絡みしっかり 中細ストレート麺。
ザクザク歯応えで香りよくスープとの相性良好。


7.5点／10点
焦がしラード効かせた激アツ仕様の濃黒コク味噌。
啜り心地良いザクツル麺に 独創的なパンチあるまとめ方。

ごちそうさまでした。

年明けて落ち着いてくると ゆったり精神もチラホラ。
シッポリと呑みながら語りたいと泣き出すけーさんを連れて。


立ち呑み居酒屋 金町製麺
麺や七彩プロデュースの立ち呑み屋。昼は麺 夜は呑みと麺。
年末 宮城の棚ちゃんと来て愉しかったんで間髪入れず。


この日の料理もステキすぎるラインナップ。
麺だけで無く お料理も相当レベル高いす。


石持の白菜旨味あんかけ。身がプリプリボン。


塩麹漬けの胸肉。お酒のアテには贅沢過ぎる品が次々と。


けーさんに合わせて馬面ハギの刺身も。鮮度が良くサイコウすね。


お酒も相変わらずの充実っぷり。たまんないすねぇ これは。
土曜の店内は比較的ゆったりと。店主とも気さくに色々お話を。

    
左：清泉 純米吟醸しぼりたて　　右：富久長 純米吟醸無濾過
居心地良い店内の雰囲気に感けて グビグビ。

    
左：澤屋まつもと 純米　　右：龍士 琥珀熟成焼酎をロックで
話に花が咲きすぎて泥酔していくタロス師匠。

    
左：墨廼江 純米吟醸しぼりたて　　右：TORYSのなんだろ
かるく呑むつもりが まさかの止まらない病。


この日のお品書きは5種類。前回年末訪問時と全て入替のスゴさ。
麺レベル高いだけに どれも惹かれますねぇ


手もみ中華そば
雉ガラに鶏肉、昆布、煮干使ったじんわり旨味の中華そば。
シンプルに見えて かなりバランス良く衝撃。


まろやか油効かせた煮干風味じんわりの醤油清湯。
動物出汁に昆布の下支えしっかりで 香味野菜とカエシの甘みも。


ステキな跳ね返し弾力の手揉みちぢれグリん麺。
噛むたびに感じる小麦香りと出汁旨味しっかり。



牛香味味噌そば
自家製味噌ダレ仕様の特徴ある味噌。
ローストビーフに長ネギ合わせたステキな設え。


牛香味油効かせたジワジワ旨味の濃厚味噌。
味噌のコクに加えて 動物系味わいも含め良い塩梅。



七面鳥そば
表層キラキラの七面鳥使った醤油清湯。
この日 店主一押しの出来ということで迷わず。


七面鳥で出汁をとったじんわり醤油清湯。
まろやか油効かせつつ 出汁旨味がグイグイきます。


喉越し良いツルパツ食感の中細ストレート麺。
蕎麦ライク仕様で 香りよくスルスル入ってきます。


至福の時間は いつもあっという間。
お酒も料理も麺も全てが高レベルすね。

ごちそうさまでした。

個々にはやはり 原点と云える味があって。
ふと立ち止まって 確かめたい処があったり。


中華そば屋 伊藤
この佇まいに全てが織り込まれた王子神谷の名店。
いつのまにやら暖簾が表に出てきてます。


鼻をくすぐる煮干の香りに 奥の厨房から聞こえる湯切りの音。
そして いらっしゃまぁせのいつものアジア声。


そば　
550円。この趣きステキ。
少なめのスープと麺に ネギを添えただけ。


表層に浮くギラギラ節のキラびやかさに
艶のある美しい麺肌 しっかり映えます。


節効かせた煮干ガツンの無化調醤油。
動物出汁下支えもあり 口にふくんだ瞬間ニボ風味が。


歯切れ良い自家製中細ストレート麺。小麦香りもふんわり。
噛み応えあるザクツル食感で 噛むたびにこめかみ軋む設え。


9点/10点
衝撃を感じたはじめての接触から変わらず
今でも毎回が衝撃のステキな一杯。

余計な細工を排除した質素な出で立ちながら
いつ来ても変わらないクオリティすね。

ごちそうさまでした。

会社ラーメン部 8回目は大塚へ。
激サム炸裂で いつも以上のモクモクガラス。


創作麺工房 鳴龍
2012年5月OPEN。すでに大塚屈指の人気店に。
香港MISTやちゃぶ屋で腕を磨いた店主。


醤油や塩も良いすが 担担麺や酸辣麺の辛麺も人気。
美しい厨房の奥に製麺所が鎮座。相変わらずの冷静で正確なオペ。


今回はお初の酸辛味がお目当て。
20時過ぎ訪問で店内やや空席。知り合いの姿も。


酸辣麺
相変わらずの美しいビジュアル。
赤々しい鮮やカラーで 食欲一気にそそられ仕様。


鮮やかな辣油に黒酢酸味、花椒痺れの絶妙バランス。
こんもり盛られた長ネギ頂上には糸唐辛子も。


ほのかな酸味に辣油辛味合わせた刺激的スープ。
花椒のシビれも効かせつつ 後味は意外にもスッキリ。


喉越し良い自家製中細ストレート麺。ツルパツ食感で小麦香りステキ。
清湯系の滑らかシルキー仕様より こちらのほうが断然好みすね。


8点／10点
辛味に酸味からの花椒シビれ効かせたステキなスパイシー。
啜り心地良いツルパツ麺 やはり美味いすねぇ

ごちそうさまでした。

雨が夜更け過ぎを待たずに ミゾレになって小刻み震え。
霜降り着で輪郭はっきりの傘ボツボツ直撃ビーム。


麺屋 KABOちゃん
2013年1月OPEN。言わずと知れた駒込人気店。
激サムなんで早く入りたいトコすが店内満席。泣


デフォのしもふり中華そばに加えて
数量限定の塩中華そばに スパイシー味噌の展開。


驚くべきはこの時期でも かき氷の注文率が異様に高いこと。
かき氷だけ2杯喰って帰る客も...やはり人気なんすね。


スパイシー味噌中華そば
味噌香りしっかりの絶妙薬味効かせた複雑構成。
去年来に喰らう 中毒性高い久々のスパイシー加減。


表層には色々な薬膳や調味料に山椒 しっかり浮遊。
柔らかレアチャー2種にメンマ、ネギ、カイワレ構成。


前回よりさらに旨さ増したピリ辛濃厚スパイシー味噌。
かるい痺れ伴う山椒効果もジワジワと。コクと旨味も独特口当たり。


喉越し良い凪製麺 中細ストレート麺。
ツルモチ食感で 熱溜め込んだアツアツ仕様。


8.5点／10点
山椒効かせたピリ辛スパイシー突き抜け味噌。
持ち上げ良い激アツストレート麺との相乗効果。

冬なのに毛穴ぱっくりの新陳代謝壮絶自己確認。
ごちそうさまでした。

ウチの銀座支店近くにある銀座ナインの地下話。
価格生態系を見事に崩した名店があったり。


らーめん三吉
昭和50年創業の銀座老舗店。
華やかな銀座8丁目に咲く別世界の価格群。


お品書きを見ると 逆に心配になるような。
らーめん 300円の驚異に 炒飯とのセットで650円とか。


もはや おなじみヅラとれ設定。銀座じゃないすね これ。
色々 セットにしてもお釣りのくる構成。


L型カウンターの奥で ご夫婦の息の合った好プレー連続。
卓上には 餃子調味料に胡椒、ニンニク、一味など。


らー麺セット
デフォのらーめんに 半チャーハンのセット。まさかの650円。
店奥には年季の入った製麺機が。奥さんがラーメン担当すね。


名物の味わい深いパラパラ炒飯はご主人担当。
大鍋を打ち付けのガチャガチャ音たてる豪快炒め。


クラシカルな醤油の香り立つホッコリ仕様。
メンマにネギ、肉感しまったチャーシュー構成。


鶏ガラじんわりの正統醤油。あっさりした味わいに塩気も適度。 
化調で全体を整えつつの まろやか油加減も良好すね。


喉越し良い自家製細ちぢれ麺。細やかなちぢれ具合ステキ。
柔さ適度のボソモチ食感で スープとの絡みも良好。


7点／10点
鶏ガラじんわり旨味に細ちぢれ自家製麺組合せ。
シンプル構成ながら ホッコリ要素が鬼詰まり。


銀座老舗ならではの温かみと懐かしさ満載すね。
ごちそうさまでした。

仲間内との恒例初詣は 個人的お初の靖国。
何の社会的圧力もないくせに ビシッと背筋を伸ばしつつ。


肉そば総本山 神保町 けいすけ
けいすけ系肉そばの総本山。反動大きく猫背で訪問。
重宝する通し営業のこちらに勢いよく突入。


総本山立ち位置の肉そばを喰らいます。醤油に味噌、塩構成。
年中無休も時として大変すねぇ オペもやや荒れ気味。


肉そば 醤油
覆い尽くされたチャー丼顔がウリなのに 顔をかなり崩しての登場。
濃口醤油の美しい艶っぱさ面積が広い利点はあります。


濃黒なスープ上から盛られる シャキタマにメンマ。
生姜こんもり添えに 味わい薄肉チャー折り重ね仕様。


濃口醤油キレと動物系コク旨味主体。まろやか油と後味やや甘み。
前回脆弱さ際立った印象も 今回は厚みある口当たり。


喉越し豊かなプリプリの中細ちぢれ麺。
ツルモチ食感でスープとの絡み良好。茶濁加減も適度すね。


薄めのチャーシューとシャキタマが存在感を発揮。
肉汁感はジワジワ突出しつつも スープとの絡み弱め。


6.5点／10点
総本山渾身の肉肉くしい濃口醤油。
肉汁じわっと優しい甘みに 三が日から半笑いの境地。


このまま神田明神に流れて 勢いつけて賽銭をジャリん投球。
今年中に全国廻って 元気に過ごせるよう振りかぶりました。

昨今 選手層にますます激厚みが出てきた駒込の麺事情。
言いたいことは判ります。そう、今年のカープのように。


GANCON NOODLE
2012年10月OPEN。 府中かなで出身の店主。
駒込の商店街でひと際目立つ外観。4回目の訪問。


自家製ラー油に四川花椒効かせた辛シビ油そば 人気みたいすね。
店主夫婦とお母さんの3名構成で ゆったり時間流れるステキ店内。


当初 醤油一本で勝負してたのが懐かしいすね。
現在 エビ塩にエビつけ、そして油そばが仲間入り。


醤油ラーメン
無化調にこだわった優しいスープにシンプルな具材構成。
以前よりもキレカエシ際立って スープに厚みと輪郭がしっかり。


鶏油キラキラ表層で ほうれん草にメンマ、ネギからの大判チャー構成。
柔らか食感の大判豚バラは 噛むたびに出汁旨味溢れる高至福。


まろやか鶏油効かせた無化調醤油清湯。魚介や昆布風味も後味で。
コクある鶏旨味主体で 以前より醤油の香りが立って酸味もほんのり。


歯触り良いMARUMAN製麺 中細ストレート麺。
ツルパツ食感ながら麺肌滑らかな逸品。スープ絡みも抵抗無くスルスル。


8点／10点
雑味ない鶏旨味凝縮の無化調醤油清湯。
4種類の醤油に昆布、煮干効かせた絶妙バランスープ。

すでに安定した提供で この日もホッコリ増し。
ごちそうまでした。

北に二郎あれば 火曜定休だと途中で気付き
東に中本あれば 祝日翌日が休みだと知る。


東京担々麺 ゴマ哲
2014年4月OPEN。亀戸で気を吐く担々麺専門店。
縁あってタイミングよく伺うと お見事な丁寧接客。


この日は体調悪かったんで 一番辛い赤担々で気合を。
辛さは1から3辛まで選択できるらしいす。


つけもあります。昼にはお得なランチセットも。
12時過ぎ訪問で客3名ゆったり。紙エプロンで返り血防止を。


赤担々麺
ステキな赤々しいスープに 肉そぼろとモヤシがこんもり。
デフォでは山椒痺れ無いため 卓上の花椒で個人的に投入可。


唐辛子にごま油閉じ込めた自家製スパイスボールの赤鉄投入。
肉そぼろにネギ、糸唐辛子からのシャキもやし食感軽快。


動物出汁ガツンの鶏清湯ベースで 自家製醤油と芝麻醤効かせた濃厚仕立て。
自家製ラー油効かせつつ ゴロゴロ肉そぼろに練りゴマ風味しっかり。


喉越し良い菅野製麺の平打ちストレート麺。デフォで150g。
持ち上げ良く辛味スープに合わせて 肉そぼろやモヤシとワシワシ。


ランチ無料のライスに これでもかの肉そぼろ掛け。
ご飯の炊き加減良いすねぇ やや硬めで辛味と肉旨味と相性抜群。


7点／10点
コク深動物ガツンに辛旨味推しの発汗仕様。
辛いものガッツリいきたいなら申し分無し。

ごちそうさまでした。

これアレすね 画像では非常に分かり辛いの残念すが
激強風の激サム新荒川大橋で かつチャリ漕いで鼻水と涙流れてます。


らーめん かねかつ
2013年7月OPEN。自宅からチャリで定期的に伺う亜空間。
住宅地にひっそりと佇む川口の人気店。


かねかつの月曜別ブランド つけめん専門店。
有難い月曜祝日夜に突撃。限定でグリンカレーが。


グリンカレーのつけめん
新年の挨拶含め店主とお話ししてると ドカンと着丼。

グリンカレーのいい香りと 平皿に敷かれた美しい麺。
麺皿の縁にはラー油と海老を合わせた辛味油が。


シャバ系ピリ辛仕様のグリンカレー。香辛料とハーブ効かせたコク旨なタイ由来。
角切りチャーにパプリカ、茄子、マッシュルームがゴロゴロ。


通常のつけめん同様の ツルモチ自家製手揉みちぢれ麺。
喉越し良い滑らかさで つけダレと一緒に啜ると小麦香りもしっかり。


この自家製麺 相変わらず美味いすねぇ。付け合せのレモンもキュッと。
香辛料と独特ピリ辛効果のコク旨ダレにつけて一気にワシワシ。


今回限定には割スープの代わりに 無料の割り飯が。
丼底から掬うと大量の具材が。グリンカレーかけてホッコリ。


8点／10点
限定でいただく独創性豊かな かねかつのグリンカレー。
絶品の自家製手揉みちぢれ麺から割り飯までの爽快流れ。

今年は手揉みちぢれ麺中心で展開するそうで さらに期待大すね。
では 今年もよろしくお願いします。

チャリンコギコギ十条へ向けて 頰を染めて全力疾走。
子供も避けて通るほどの形相厳ついオッサン号 駅到着。


煮干そば 流。
2014年11月13日OPENの新店。13時到着で外待ち5名 すでに行列店。
中野さいころ店長が独立。相変わらずの強烈煮干臭が店外まで。


デフォの煮干そばに 背脂効かせたアブラ煮干そば。
同じ構成のつけに油そばも。前回喰らったアブラ煮干 絶品でした。


店内すぐの製麺室に 3名構成のしっかり体制。
手塚店主相変わらずの敏腕作業。客への配慮やオペもお見事。


煮干そば
まず香りで愉しませてくれる煮干臭凄まじい醤油仕様。
今回はサービスの味玉も。たまりませんね これ。


前回気になった脂身多めの柔らかバラチャーから ホロ柔旨味仕様に変更。
ホクホク味玉に シャキ玉ネギ、メンマ、刻みネギ、ナルト構成。


節浮かせた煮干じんわりの激アツ茶濁醤油。アブラ煮干よりも味わいクリア。
まろやか煮干油に動物系コク推しの良バランス構成。


表面啜り心地良い 自家製中太ややちぢれ麺。シャキタマとの相性抜群。
独特の弾力に加えて 3種小麦ブレンド香りとコシしっかりの設え。


8点／10点
雑味ないじんわり煮干にまろやか油、カエシ、動物出汁とバランス絶妙。
シャキタマとの相性も抜群で 自家製ツルモチ麺も絶品すね。

やはり北区新店の中では 個人的に群抜いてスキですねぇ
今回デフォより前回アブラ煮干が好みながら ここはフルコンプしたいす。

ごちそうさまでした。

西武新宿線の名店を巡りながら 自分を見つめ直すコトリップ。
わずか数分でその目的を忘れ 日差しに向けてご開帳。


らぁ麺 すぎ本
2013年12月OPEN。支那そばや出身の寡黙な店主。
13時半でも外待ち3名の人気店。新潟ブロガーにも遭遇。笑


醤油と塩のらぁ麺に つけ麺の4本構成。
店主の平ザル捌き 軽快な音に迅速な作業ステキ。


醤油らぁ麺
かるく油纏った スッキリ顔の醤油清湯。
醤油の香りよく 鶏旨味前面に魚介と節系が下支えのバランス型。 


柔らか豚の肩ロースに 低温調理のしなやか鶏ムネ2種のチャー。
穂先メンマ、ネギのシンプル構成。良いお顔です。


鶏主体に煮干や野菜風味効かせた じんわり醤油清湯。
上品な動物出汁と香り良いキレカエシがしっかり。


三河屋製麺のしなやかな全粒粉 中細ストレート麺。
滑らかな支那そばや由来の喉越しで 旨味スープにしっかり絡む設え。


7.5点／10点
じんわり鶏旨味のコク厚みある琥珀醤油スープに
2種旨味チャーと しなやかストレート麺がマッチング。

ただ如何せん 支那そばや系の滑らかシルキー麺 苦手すねぇ...
ごちそうさまでした。

会社で可愛いコちゃんから "疲れたおじさん" と呼ばれ
動揺からか 池袋で西武新宿線を探してしまいました。


JIGENJI
2014年11月11日OPEN。店名は鹿児島の慈眼寺から。
新橋アタゴロウ出身。店内オシャレ内装でJAZZ流れ。


ラーメンが旨味醤油(中太麺)と白ダシ(細麺)と平打ちつけ麺の3種。
12時半到着で客3名。店主独り切盛りで作業テキパキ。


旨味醤油ラーメン
重厚な黒い器に盛られた香ばしい香りの背脂醤油。
独特の具構成に 鮮やかな色合いが映えてます。


提供直前にバーナーで炙った香ばしい柔らかチャー。
揚げさつまいも皮に シャキもやしとキャベツ、蜜柑の皮がチョコン。


厚めの香味油効かせた 動物ガツンの旨味豚骨醤油。
コロコロ背脂伴うワイルド系濃厚茶濁仕立て。後味甘味としっかりコク。


跳ね返し弾力の菅野製麺 中細ストレート麺。これは美味いすねぇ
麺肌ソフトなツルモチ食感で スープとの絡み良好。


8点／10点
動物ガツンの背脂コロコロ濃厚ワイルド醤油。
香ばしチャーに 弾力豊かなツルモチ麺も相性抜群。

こうなるとやはり 白ダシもいただきたいすね。
ごちそうさまでした。

新年爽快な西新宿なアオゾラに驚愕。
見上げて痛む首を他所に 巨大ロボに見えてきたんで病院行こうかと。


麺屋 翔
デフォも限定もレベルの高い 新宿の行列店。
大橋店主中心に5名体制で活気バンバン。店内 鮮魚の香り充満。


この日は年明け限定の高級鮮魚活かした塩らーめんのみ。
到着すると25名待ちの大行列。ただ回転さすがに早く30分で着丼。


ヤガラとのどぐろの年明け塩らーめん
二大高級魚使用した繊細な年明け限定。
しっかり香り立つ塩清湯。今回は麺をBASSOが担当。


衣香ばしい柔らか日向鶏のモモチャーに フグ皮、ヤガラの刺身まで。
年明け限定に相応しいお麩投入の色彩豊かな構成。


貝柱に烏賊、エビ効かせた塩ダレに 上品な鮮魚活かした旨味凝縮の塩清湯。
適度な塩気に下支えの鶏豚出汁もふんわり。臭みもカドもない優しい口当たり。


池袋 BASSOドリルマンの自家製中細ストレート麺。
喉越し良いツルモチ滑らか食感で 啜るたびに小麦の香りしっかり。


新年から飛ばしまくりの翔。
今後も限定ふくめたステキな一杯に期待すね。

今年もよろしくお願い致します。

さも穏やかに この日を待っていた気がします。
大田区役所での打合せも速やかに終え 魅惑の限定を。


ラーメン暁（＾＾）
2013年4月OPEN。大森から移転の蒲田人気店。
近傍には競合店も多いエリアながら やはり人気ありますね。


この日は去年 隔週月曜日提供だったサディスティックな限定が復活。
大森時代から頂いているサディ 中毒性含めかなりスキなんで激愉しみ。


右上に2日間限定のサディボタン。
店主もオススメしない突き抜けすぎた一杯を。笑


開店と同時に一気に客なだれ込み。数分後にはハッスー師匠の姿も。
カウンターでしばし待機の間 気持ちを落ち着かせつつデフォの食材など確認。


サディスティックヌードル
相変わらずの凶暴なルックス。やはりヒキがかなり強いすすね。
見た目も香りもインパクト充分すぎる設え。この日はノーマルのみで。


味付け濃いめのジューシー肉に ザク切りタマネギ、青ネギ、生姜に玉子。
濃黒スープに浮いている油の量から 相当なサディスティックさ再確認。


暴力性絶大のショッパー加減満開。胡椒刺激ガツンで病み付き度MAX。
濃いカエシと下支えの煮干出汁に加えて 塩辛さと胡椒のスパイシーさ。


茶褐色に染まった細ややちぢれ麺。以前の低加水ストレート麺から変わってます。
激ショッパーに絡みつつも 焼きそばライク寄りで個人的には前回の方が好み。


後半もはや恒例の毛穴から溢れる汗。付属の野菜炒めが運ばれてきます。
生姜風味活かしつつ シャキタマ食感に玉子旨味がアクセント。


豪快に炒められた野菜は 中でお願いを。箸休めに単独で食べるも良し。
謂わばオアシス的な立ち位置で 少しずつ丼に投入し 頼りながらいただきます。


8点／10点
暴力的にハマる突き抜けすぎたサディ。
何度いただいてもこの凶暴さ やはり凄まじいすね。

胡椒、唐辛子効くガツンな濃口ショッパー
ここまで突き抜けた 会心の一杯は唯一無二。

富山ブラックやがんこ等とはべクトルは違えど
やはり振り切ってますね。

妙に天気の良い殺風景な市ヶ谷に激醤油臭。
タイミング良く限定に向かえる 歓びいっぱいの坂ダッシュ。


麺や 庄の
2005年9月OPEN。系列店も増え肉厚な体制しっかり。
最高冠位のムラサキ映えてます。女性客にも人気のお店。


創作メニューも有名で 積極的に提供繰り返します。
入口すぐに製麺室も完備。質の高い自家製麺 いつも美味いすね。


去年あまりに人気だったコラボ企画が 今年はやくも復活。
1月9日から2週間で 昼夜10食ずつ提供みたいすね。


ネオ竹岡式らーめん
秋刀魚を提供ごとにタレと一緒に加熱させるネオ竹岡。
香ばしさ爆発の濃黒スープに 圧倒される大量の分厚チャー。


秋刀魚をコンフィした油をタレと一緒に煮詰めた激ウマスープ。
出汁染みた柔らかチャーの上から盛られた薬味 今回もマシコール。

味染みたこの分厚い柔チャー ゴロゴロ盛たまらないすね。
サンマ切身はご愛嬌ながら 味付食感共に絶妙加減の豚さん。


生姜に秋刀魚風味効かせた濃黒竹岡アレンジ独創スープ。
本場のゆで汁仕様とは違いサンマ風味の濃口ながら 今回はややコク弱め。


濃スープ色に茶濁した ちぢれ強めの乾麺風プリモチ平打ち麺。
噛むたびに躍るアタりで スープ旨味とシャキタマ食感相まり旨味爆発。


胡麻ふりかけられた県境ライスに ドカドカ肉乗せてワシワシ。
シャキタマに柔らかチャーとの相性 言わずもがなの旨味大爆発。

今回も名を告げると 無料で付いてくる県境ライス。
竹岡限定では これマストすね。柔らかチャーにタレとご飯の相性抜群。


8点／10点
秋刀魚推しのコク深い竹岡アレンジ式濃黒スープに
ド分厚い激やわチャーゴロゴロのヤバすぎる限定。

この日はややコク弱く残念でしたが 開店40分で売切れはサスガ。
ごちそうさまでした。

おせちに飽きたらヒトはまず辛いものを食う。
デカルトの名言にも習って 新年3日から結構な列が。


カラシビつけ麺 鬼金棒
2010年10月OPEN。麺屋武蔵二天 元店主が独立。

まず店が微妙に移動してたの知らんかったすわ。笑
数歩先の鬼金棒のラーメンとここつけ麺専門店がある神田。


以前はつけのみ構成ながら カラシビらー麺も。金額は高め設定。
13時半到着でも店内待ちできてるんで 背後で待機。


屋号の通り カラさとシビれを選択。自分はいつも普通で。
唐辛子の辛さと 山椒の痺れがやはり特徴的。


カラシビつけ麺
カラさシビれ共普通でお願いを。久々のカラシビつけ。
色味やインパクトから云っても 中毒性高い構成すね。


単に辛いだけでなく素材の旨味抽出された 背脂効かせた濃厚ダレ。
ヤサイ旨味と共に ニンニク風味や魚介出汁も感じる辛旨味全開仕様。


喉越し良い中太モチモチ食感。やはり存在感ありますねぇ
独特の跳ね返し弾力が心地よく 噛むたびに麺自体の香りもしっかり。


味染みたトロトロ柔らかチャーシューにヤングコーンも。
香辛料含めスープと麺が 旨味加速させながらドンドン絡みます。


強烈な印象のつけダレだけでなく 弾力プリプリ麺も存在感発揮。
つけるたびに色んな旨味と辛味がしっかり纏わりつく病みつき設え。


8点／10点
久々ながら やはり中毒性必至のカラシビ仕様。
唐辛子に山椒ガツンの激辛旨味にガチムチ弾力麺ステキ。

中本や二郎なども代表格ながら
客が欲してる辛旨味感覚を察知するのは店側のステキな器量。

ごちそうまでした。

東銀座での激討論終了後 難しい顔をしたままザギンに。
眉間にシワを寄せつつも 考えてるのは鴨にすべきか否か。


鴨そば 九代目 けいすけ
2014年8月OPEN。けいすけ関連も知らぬ間に九代目。
にしても 銀座にも名店増えてきました。単価は高いすが。


店頭のメニュー紹介を まずは一読。
云うまでもなく 鴨を主軸にした色々な構成光ります。




ま アレすね 高すぎますね。そもそもが。
地価やコンセプトありきでしょうが 特上鴨重1600円すから。


卓上にも高級調味料設置。鴨のうんちくも記載。
柚子七味に黒七味、粉山椒のしっかり構成。


芳醇 鴨そば
上品な黒い器に乗った表層キラキラの濃黒スープ。
ステキなピンク鴨チャーもしっかり鎮座。


低温調理の旨味鴨チャーに ほうれん草、メンマ、ナルト構成。
別皿で2種類ネギもお盆提供の上品設え。


まろやか鴨油浮かせたキラキラ濃口醤油清湯。後味やや甘めの独特加減。
キレカエシに鴨旨味推しの 適度塩気と昆布旨味じんわり。


エッジ効かせた自家製平打ちストレート麺。これは美味いすねぇ
全粒粉の喉越し良い 蕎麦ライクの香り高い設え。


それだけに薬味が良く合います。卓上の山椒に七味を。
輪郭ハッキリのステキなアクセントに。


8点／10点
丁寧に作られた上品旨味の鴨出汁 醤油清湯。
喉越し良い自家製平打ち麺と鴨の相性もお見事。

ただ場所柄 価格設定は仕方ないすが
デフォ高すぎて一度喰らえば 個人的にはもう良いかも。

ごちそうさまでした。

去年暮れ暮れのギリ曜日。忙しない中でも大塚さんマイペース。
すっかり開発工事も落ち着き 雰囲気改善の大塚さんステキ。


創作麺工房 鳴龍
2012年5月OPEN。即座に大塚屈指の人気店に。
香港MISTやちゃぶ屋で腕を磨いた店主。


醤油や塩も良いすが 担担麺や酸辣麺の辛麺も人気。
美しい厨房を仕切りつつ 相変わらずの冷静で正確なオペ。


豪華ラインナップに サイドや飲み物もしっかり。
14時過ぎの訪問でも店内満席。サスガすねぇ

個人的には久々の訪問で 臨休や早仕舞い多い中
最近また美味さマシた印象 ひっきり無し情報が。


醤油拉麺
まずはお久しぶりのステキな顔立ち。
猛烈な出汁香りとキラキラ表層が顕著。


美しい琥珀表層には鶏油と節がキラキラ。
味わい食感抜群のロースとバラの2種チャーに 九条ネギとメンマ構成。


キレカエシに厚みある醤油清湯醤油。やはり 相当美味いすねぇ
鶏油効かせたまろやか口当たりに コク深み伴う旨味グイグイ。


滑らかシルキーの自家製中細ストレート麺。
喉越し良い 柔めのツルモチ麺肌で啜るたびに良い香り続きます。


7.5点／10点
昨今 飽和状態になってる淡麗系醤油清湯のなかでも旨味厚み突出系。
飲むたびにコク押し寄せるスープは凄まじい設え。

ただ個人的には やはりこのちゃぶ屋系のヤワ滑らか麺は少々苦手。
好みなんで仕方ないすが 如何ともし難いすね。

ごちそうさまでした。

正月三が日 オフィス街の抜け殻っぷりに銀杏も泣いてます。
麹町も然りで とあるラーメン屋以外にはヒト全く居りません。


ソラノイロ
japanese soup noodle free style
2011年6月OPEN。2号店のsalt&mashroom含めた人気店。

年末年始も限定飛び出し 元気に営業中。春には3号店も。
かき氷や限定など含め 精力的に展開してます。


今回の年末年始は とくに2号店が凄まじく
年末のソーキソバから 元旦からの4連続天草大王と精力的。

とくに1日からの天草大王は 同じ限定を避ける宮崎店主が
醤油、塩、鶏白湯、つけ白湯と毎日変化球の連発。


この日は2号店限定に並びが多かったため 本店に移動した次第。泣
ベジ系やサイドの充実、洒落た内装ふくめ 女性客の姿も多いすね。


あらためて見ると 醤油と塩の中華そばに ベジソバ、ビーガンベジソバが。
前回こちらで喰らった中華そば醤油も 絶品でした。


素材をしっかり記載するあたりも自信のあらわれ。
正月3日の12時半訪問で ほぼ満席の賑やかな雰囲気。


塩中華そば
中華同様 当初から比べても さらに美しく仕様変貌。
具の構成から器まで 中華そばらしさがしっかり。


蒸したしなやか鶏チャーと 低温調理の豚肩ロース。
ホク旨味玉にネギ、海苔、メンマからのナルト構成。


熊本地鶏 天草大王はじめとする動物コク効いた じんわり塩清湯。
まろやかな鶏油に あとから来る野菜旨味や魚介風味とバランス良好。


弾力適度な中太ちぢれ麺。醤油と同じ麺でも スープでまた違う印象に。
プリモチ食感で 噛むたびに麺自体の小麦風味と鶏旨味押し寄せ仕様。


8点／10点
地鶏に野菜旨味、魚介旨味凝縮出汁のじんわり塩清湯に
プリモチ中太ちぢれ麺が絶妙マッチの中華そば。

新年からホッコリできました。
ごちそうさまでした。

雨が降る前に一発キメてやろうとした矢先のポタポタ。
突如の馴れごとに 冷静泣きながらの雨男トコトコ13時。


おらが
2014年12月29日新橋で再OPEN。新橋、五反田、新橋からの新橋。
ちょこちょこ移転は掘り下げず 勢いよく入店で。


前回の新橋ではホタテの69(岩塩)だったんで 今回はデフォを。
つけ麺も近日発売予定みたいす。てか 店内賑わってますね。


五反田時代に比べると さらにおとなしくなったロックBGM。
13時半で店内満席。駒店主も元気そうすね。


らーめん
トロみ纏ったまろやか濃厚茶濁ポタ白湯。
表層コラーゲン仕様の煌びやかカピカピ。


香ばしい炙りチャーにダイス玉ネギ、コリコリメンマ構成。
軽快シャキタマ食感に 食べ終わる頃あらわれる柚子風味も。


節風味効かせた かるい粘度のトロポタ旨味濃厚鶏白湯。
まろやか油に 適度な塩気と動物コクしっかりの飲みやす仕様。


麺肌なめらかなプリモチ中細ややちぢれ麺。
香り高いモッチリ独特食感に スープ絡みも良好。


7.5点／10点
節効かせた濃厚トロみトロポタ白湯に
シャキタマ食感と プリモチ麺との絡みしっかり。

ごちそうさまでした。

美しい夕陽に埼玉県警チ・ヨ・コ・レ・イ・ト。
チャリンコで縦横無尽に 大宮、北本、上尾トムソーヤ事件。


中華そば よしかわ
2014年8月OPEN。川島町人気店ライクな風情。
平屋造りにオレンジ幟が映えるステキな外観。


煮干しそば白醤油に黒醤油。
濃い目や煮干しつけと厚めの煮干構成。


濃い目だとやはり数倍煮干使用のガツン構成。
いろいろとシェアしたいすね このパターンは。


200g豪快仕様のしじみそばは白醤油ベース。
390円のいわしそばは汁なしそば感覚で。


煮干しそば 白醤油
白醤油ベースで 片口鰯に煮干など4種類ブレンド。
美しい豪快盛付けに ピンクチャーがこんもり鎮座。


やわらか旨味の低温調理レアチャーにホクホク味玉。
しなやか鶏チャーに三つ葉、極太メンマ、ネギ、海苔構成。


煮干薫る白醤油ベースの無化調醤油清湯。
あっさりコク出汁口当たりに ジワジワくる旨味仕様。


低加水ザクツルの全粒粉 自家製中細ストレート麺。
エッジ効かせたこめかみ疼く独特食感に 香り高い煮干臭立ち籠め仕様。


8点／10点
やさしい煮干風味のジワジワ旨味 無化調醤油清湯。
歯触り良い低加水の中細ストレート麺に豪快具材ガッツリ。

ごちそうさまでした。