世田線に乗って 自分探しの時間を。
ま 世田谷区役所だけど。


シュールさを緑の車体に反映しつつ
松陰神社まで向かいます。

ほぼバス的な感覚ですな こりゃ。


らーめん 辰屋
2002年7月OPEN の店主お独りで切盛り。

お店に着くと11:50に開店します アナウンスと
アツさからのため息がドッと。


辰醤油らーめん
二郎テイストながら 独自の路線を確立してます。
インパクトありますね やはり。

この辰醤油だと デフォに比べて
味濃い目、アブラ多め、麺多め、ヤサイ多め。


カツオ節が ユラユラと揺れてます。
見えづらいすが シャキシャキ玉ねぎも。

キャベツ割合の多い野菜の山と
デフォで投入されるニンニクもゆっくりと効果を。


濃いめの味わい広がる 乳化目立たない豚出汁主体。
カツオ節の効果もあり 魚介の風味が凄まじいす。

油もやや厚めで 終始アツアツ旨味増し。
タマネギのシャキシャキも 途中アクセントに。


むっちりとした三河屋製麺の太ストレート麺は
弾力性に富んだ 噛み応え充分な設え。

最後までダレずに 硬めのモチモチ食感
出汁から拾う旨味がサイコウす。


柔らかい豚さんが2枚 出汁吸って美味いす。

玉子も以前は半熟気味だったけど
最近は結構茹でてるようすね。


8点／10点
二郎直系に負けず好みです。
厚めの口当たり良い油と カツオ節の魚介風味。

アツすぎる夏に
あえてのアツアツ仕様。(強がり)


このあと 役所から検討案件まで歩くワケすが
これが 相当に過酷だった・・

プレゼントにみんなから頂いた
ひんやりタオルを首に巻いて。

乗り換え基点の北千住
月曜だけやってるお店に向かってみます。


この日はお盆真っ只中と云うこともあり
駅周辺のヒトも疎らです。

新興キレイな大学を抜け
踏切の音を聞きつつ。


まぜそば専門 闘牛脂
2013年7月15日OPEN

言わずと知れた 北千住の名店マタドール
月曜定休日に開かれる まぜそばの専門店。


店主指導のもと 店員3名の軽快なオペで
しっかりと回しています。

盆の影響か 12時到着も 外待ち少しだけ。
良いすね お盆は。


まぜそば専門店と云う位置付けのなか
5種類のまぜそばが。

今回は無難に まぜそばの醤油を。


まぜそば 醤油

洋をベースにした キレイなまぜそば。
白い器に 盛られた具がしっかりと映えます。


具は 牛バラ、春菊、ネギ、刻み味玉、タケノコ。

彩り鮮やかな構成と同時に
具材の食感や特性を生かしたセレクトす。


底に待機してる 牛脂と醤油ダレ主体の
甘めですき焼きライクな味付け。

クドくなく 全体に絡み易い感じに。


麺は弾力性のある平打ちストレート麺。

モチモチ食感で タレや具と絡みながら
麺自体の旨味でも ワシワシと喰えます。


しっかりと混ぜていくと
甘めの香りと一緒に 牛の力強さが前面に。

半熟の刻み味玉も適度に溶け込みつつ
春菊の苦味や タケノコのシャキシャキもアクセントに。


コンソメスープ ついてきます。
ほっこり美味しい温かいスープ。

口直しに良いすね。


7.5点／10点
通常のマタドールの流れとは一線引いた
個性的なまぜそばは新鮮。

残りのメニューもこれ 気になるところ。
正味 牛は得意ではないすが これならワシワシいけます。

ごちそうさまでした。

昼下がりの蒲田に注ぐ
容赦ないキリキリ激アツ光線。

大田区役所での協議も片付き
いそいそと老舗店へ。


新店も増えましたね
蒲田の西口は。


ドンドン奥へ進むと ディープな色が比例。

昼間から顔を赤らめると云う
不良なオトナのたまり場を抜けて。


武田流 古式カレーライス
支那そば インディアン
屋号の長さが歴史の長さ。

蓮沼に本店を置く 支那そばとカレーの蒲田店。


ウリは何と言っても
支那そばとカレーのセットでしょ。

逆に云うと 他に無駄なものは置いておらず
優し気なお母さんが 独りで切盛りしています。


支那そば
シンプルながら 味わい深そう。

透明度の高いスープに
麺の状態まで はっきりと確認できます。


澄み切ったスープは 香りも良く
油や節などの浮遊要素も皆無です。

チャーシューに青菜、メンマのみの
シンプルな構成も無理なく。


出汁感をじっくり出した じんわり系スープ。
ベースはあくまで塩由来で 深いコクを感じます。

出汁の味わいも はじめボヤけていながら
舌が慣れてくると旨味が加速していくタイプ。


中細の軽いちぢれ麺は モゾプリ食感。
やや柔めの茹で加減も合ってますね。

じんわり出汁に支配されることも無く
かと云って 前面に出て主張することも無い設え。


全体がさっぱり系の中で
このチャーシューだけは味付け濃い濃い。

肉厚があり 柔らかい食感。
この濃さが後半 スープに解け合う効果もあるのかしら。


7.5点／10点
蒲田名物 武田流の支那そば。
じんわりくる旨味がステキです。

食べ終えて お母さんとしばし談笑。
目まぐるしく変わる蒲田麺事情などを。


西口商店街は賑わってます。

さてさて 帰りましょ
足の廻転速くして。

日にちはよく覚えておりませんが
とにかく蒸し暑い週末。

この帰りに激ゲリラ超豪雨が
ワタシの身体をズブ濡れにさせた


そんな一日だったのは
今でもはっきりと覚えています。

久しぶりの西武な新宿線。


美味しいラーメン屋がないと降りることが無い
そんな縁のない駅だったかも知れません。

空ゴロゴロいってますが 突き進みます。
傘もってません ちなみに。


食堂 七彩
2007年2月OPEN。
ひさしぶりにこちら都立家政に。

東京駅ラーストと裏腹に
こちらはコアな客層が集結した感じ。


一時期のメニュー構成とは 大幅に変わってます。

秋田 稲庭中華そばも人気す。
稲庭干しうどんの技術を中華麺に応用した乾麺を使用。

隣人の冷やがけ中華も
めちゃくちゃ美味そうながら・・

喜多方手打らーめん 醤油
を どうしても頼んでしまう妙なサガ。

食券わたすとき 醤油か塩か聞かれます。


平ザルの麺上げもステキすが
この表層模様はもっとステキ。

スープに浸る手打ちのゴワムニュ麺が少しお顔を。
肉もドカンと遠慮しません。


濃厚な鶏の旨味溢れる醤油清湯出汁。
このじんわり系の味わい たまりません。

節の風味も持ち合わせながら
香り高い弓削田醤油のカエシ効果も。


この麺が相変わらず強烈。
口の中で躍る 活き活きしたムニュ旨全開。

直前まで手揉みしたビロビロ平太麺は
ランダムな切り口と 場所によって感じるゴワ柔食感。


やや赤み残したチャーシューは
肉厚充分で出汁感溢れてます。

柔らかくて激ウマす。


うねりながら 持ち上げも良いです。

去年 定食や新ジャンルなどの提供があって
都立家政ではもう喜多方は喰えないと思ったけど
やはり こうじゃないと。


8.5点／10点
ビロビロランダムの手打ち麺 最高に美味いす。

ラーストではコクが弱いと感じたスープも
今回のは余韻があって旨味凄まじ。


あまりにもゴロゴロ云うんで
口の中に残るシアワセと一緒に電車へ。

にしても 定期的に来ないとだなぁ
ごちそうさまでした。

夜の曳舟につきました。

週末のゴールデンタイム
のどかに時間が流れてます。


駅前からはスカイツリーも見えますね。

次のお店は駅前にあるヨーカ堂内の
1階外部の店舗ブースに入ってます。


下町中華そば すずめ食堂
2013年7月25日OPEN

長野の名店 ゆいがの店主が
満を持して東京に進出です。


今週末には長野遠征も控えてるんで
このあたり非常に愉しみすねぇ

デフォの中華そばはもちろん
平日、土日の日にち限定や季節限定も。


こういった構成に際して
シェアできるのは 実に貴重です。

卓上には長野名物
千光寺の唐辛子もあります。


↑中華そば
デフォの中華すが 結果から云うと
これがやはりイチバン美味いす。

これは間違いないすね ほんとに。


バランスの良い茶濁した醤油出汁。
厚みのある動物系に 煮干クッキリ風味。

油の状態も カエシの効きも適度で
後味には ほのかに酸味も。



↑濃口中華そば
季節限定の濃口。夏限定なんかな。

中華と比べても その濃厚さは顕著。
泡立ちもあって 旨味を凝縮させた感じ。


スープは中華のバランス重視ではなく
動物出汁が先攻する濃厚な口当たり。

やや粘度を残しながら しっかりコクが感じられるも
激しいハズしはない 想定内の濃厚スープ。


しなやかな中細ややちぢれ麺。
喉越し良いすね スープにも合います。

麺は同じもので  コシを残したツルシコ。



↑焦がしそば
焦がしの持つイメージとは少し違いながらも
マー油を合わせたインパクトある様相。

提供もやや時間が掛かるようす。


チャーシューは今回 全てに共通で
豚バラと鶏チャーが1枚ずつ。

香ばしさと柔らか食感のバラと
肉感ミシっと鶏チャーの食べ比べ。


重みのある濃厚の豚骨魚介出汁。
マー油もしっかりと効かせたズッシリな口当たり。

終始アツアツ仕様ながら 魚介の風味が効いてます。
ただ 後半少し もったり感が尾を引く感じ。


麺はこちらについても同じす。

この焦がしそばだと スープとの絡みが分かり易く
かつ 香りが立ってるのが分かります。


7.5点／10点   中華そばね。
濃口7点に 焦がし6.5点す。

正味 シェアが裏目に出た雰囲気はありましたが
中華の味わいは やはり魅力的。


この日は昼過ぎから一気に4軒廻りましたが
店に偏りが無く 色々愉しめた麺活でした。

ターナーさん、ケータロスさん
ありがとうございました。

ターナーさんと巡る 都内ブラり探訪も3軒目。

この日 色々な意味で賑やかだった神保町
日も落ちてきましたね。


ここからはケータロス師匠も参戦。

神保町に最近できた
ドロ濃厚豚骨を喰らいます。


東京神田 角中中華そば店
2013年6月OPEN

今回で2回目の訪問で
前回OPENすぐのときは中華一本でした。


今では 中華そばとぶたつけそばの二本立て。

店内は相変わらず ステキな豚骨臭が充満。
お初の二人はデフォの中華を。


ぶたつけそば
プリプリの麺に 濃厚なつダレが特徴的。

メタルの卓上に 鮮やかな色が映えますな。
香りも含めて ウマそうす。


デフォの中華もそうでしたが
こちらつけダレもしっかりと泡立ってます。


適度な粘度をもった 濃厚な豚骨醤油出汁。

中華と比べると幾分かサラッと。
塩分も抑えた分 動物のコクをしっかりと感じます。


つけ用の麺は 全粒粉の中太ややちぢれ麺。
モチモチ食感で 香りが良いす。

エッジも効いて美味いすね この麺は。


つけていくと 濃厚ダレが纏わり付きます。

後半も飽きることなく
一気に麺がなくなる感じでした。


7.5点／10点
角中中華のぶたつけ 美味いすね。

正味デフォよりつけの方が好み
味わいのある麺と濃厚つけダレ絶妙す。


一行はこのあと 曳舟の新店に。

にしても 夜のスカイツリーを
間近で見るのは初めてだなぁ

横に居るのが激美人なら
なおのこと良かったんじゃがのぉ・・

池袋しながわで落ち合った
ターナーさんと2軒目に。

週末 昼過ぎと云ったら
謂わば 赤坂がイチバン呼吸していない時間帯。


あり得ないくらいの疎らさ
少しゆったりとお店に向かいます。


ラァメン家 69’N’ ROLL ONE
2013年6月9日に町田から赤坂に移転。

赤坂に来てから6回目の訪問。
週末は店内も比較的ゆったり。場所柄すね。


醤油、塩、つけと 限定の冷し。
現在は 激辛青唐辛子もレギュラー化してますね。

ターナーさんは冷しを。
武田は塩をいただきます。


塩らぁめん
以前 3号として提供されていた時代から
塩もゆったりとシフト。

柚子や三ッ葉の香りがほっこり。


ひとえに塩と云う括りながら
節が浮いた力強い出で立ちです。

表層の黄金色がキラキラしながら
鷹の爪などのアクセントも。


鶏油を効かせた味わい深い塩出汁。
柚子や三ッ葉も香り付けに。

塩ダレと出汁の柔らかい味わいそのままに
独特のスパイスと重層感が顕著。


中根製麺の細ストレート麺は
かん水をおさえた 変わらずのツルツル食感。

小麦の香り豊かな 喉越しシルキーな味わい。


鶏チャーシューは 旨味がギュッと詰まった味わい。
厚みのある肉感たっぷりの噛み応え。


7点／10点
味わいのある塩らぁめんながら
個人的な好みだとやはり2号かな。

メニューも安定してきて
これからの動きにも注目すね。


このあと神保町に移動して
しばし胃を休めます。

のどかでいいなぁ 週末の神保町は・・

この日は仙台から
お馴染みのターナー師匠が上京。

とりあえず午前中に仕事を片し
ブクロに鈍行で急行します。


ターナーさんとは
都内と山形を経て 3回目の麺活。

お店まで情報交換しつつ歩きます
って 自分より都内の情報詳しいのもオツね・・


中華そば しながわ
2013年6月25日OPEN

バッソのDri9跡地すね、立地的には確かに厳し気。
昼過ぎのんびり訪問す。


品川店主が厨房で腕を振るいます。
馬場の七福神時代から 多岐にわたる活躍振り。

デフォの中華をはじめ
煮干そばに煮干つけそばが。

ターナーさんとなんでシェア。


↑中華そば
分かり易い濃口の醤油出汁。

チャーシューにメンマ、ネギ、海苔の構成。
美味そうだなぁ すでにこの段階で。


濃口なあたりがビンビンくる醤油出汁。

油分の嫌みないまろやかさと しょっぱ旨な口当たり。
キレキレな醤油の味わいが口内で広がります。


麺は自家製のエッジ効かせた中太麺。
やはり品川店主の麺は美味いす。

滑らか麺肌ながら ツルモチ食感は終始持続。
喉越しも良く スープとの絡みも抜群。



↑煮干そば
こちらは背脂浮かび 煮干風味香ります。

中華そばの具からの追加アイテム
刻みタマネギが投入され登場。


アツアツ度はこちら煮干の方が顕著で
香り豊かな印象はあります。

きめ細かい背脂が表層にぎっしり。


背脂のほのかな甘味を乗せながら
煮干の風味が香る コクある醤油出汁。

強めに効いたカエシは変わりないすが
舌が慣れてくると煮干よりも 鶏の旨味がジワジワ。 


ホロ旨の柔らかチャーシューも
濃いめの出汁を吸って激ウマ。


8.5点／10点
中華そばの方が個人的には好み。

インパクトのある濃口醤油は
ひと口目で解るレベルの高さね。

ごちそうさまでした。

はじめ
このロケーションに対峙したとき

ワタシは ふと思ったんです・・

埼玉県をあなどってたな と。

比企郡の新店 四つ葉に軽く感激した後で
奥に見える2軒目に向かってた矢先。


あぢとみ食堂
埼玉県比企郡の人気店す。

昼を大きく過ぎてますが
店内は満席で しばし待つことに。


大盛はできません。

麺も太麺と細麺の2種類から選択し
注文時に口頭で意思を伝えます。


↑タンメン
あぢとみの看板メニュー。

限定のスープカレータンメンもありましたが
やはりデフォのタンメンで指標探りを。


澄んだ美しいスープに
シャキシャキの野菜が乗ってます。

ラー油も始めからかけられており
キャベツ、ニラ、モヤシも生き生きと。


野菜の旨味主体の塩清油出汁。
無化調にこだわるだけあって 具材の旨味が凝縮。

啜る度にじんわりと旨味が感じられて
ラー油の刺激も効かせた丁寧なまとめ方。


銀杏軒の麺肌スベスベ極太麺。

ソフトで弾力性あるモチモチ食感
味わい深いスープとの相性も良いす。



↑正油濃口
こちらは濃口の醤油出汁。

動物系に魚介を合わせたWスープに
煮干や節をふんだんに加えたもの。


大判のチャーシューは柔らかく
スープとの相性重視より 肉感で愉しませる存在。

カイワレ、メンマ、海苔と続きます。


節のざらつき残した濃口の魚介醤油。
後味でやや酸味を感じます。

カエシと魚介出汁とのバランスも良いす。
秀でた特記まで至らないまでも 安定した味わいはサスガ。


モチモチ食感が良いすね
喉越しの良さを活かした極太ストレート麺。

節をしっかりと拾いながら
スープとの絡みを最大限にあげてます。

7.5点／10点
ふたつ均した評価です。タンメンの方がスキ。
場所性含めて 貴重な一杯でした。


四つ葉、あぢとみの余韻を従えつつ
このあと急いで都内に戻ります。

ここからはハッスー一族の恩恵にあやかり
特等席で この日の大花火大会を観戦。


タマやぁ カギやぁ　
醤油やぁ タンメンやぁ

エキサイティングしまくった
最高な一日に感謝して。

この日はハッスー師匠のお誘いで
毎年恒例の花火大会な休日。

その前に 少し喰らいにいきましょうよ と
関越道でピクニック ww


途中まさかの大渋滞で
ピクニックから 軽いパニックに。

比企郡川島町てどこやねん と云いつつも
期待の新店情報に 焦りは隠せず軽い迷子に。


中華そば 四つ葉
2013年6月21日OPENの新店

広大な畑の中にある 大きな民家の一階
寿司屋と併設してますね。


デフォの四つ葉そばに
蛤そば、まぜそば、つけそばの四大勢力。

せっかくなんで（予定通り）
ハッちゃんと3種類をシェアすることに。


↑四つ葉そば
比内地鶏の醤油出汁。

キラキラした表層に
和を軸にした具材でまとめてます。


完全にハズさない 確信がありますね。

2種類のチャーシューをはじめ
穂先メンマにネギ、海苔に三つ葉。


比内地鶏の出汁とカエシ主体の醤油清湯。
まろやかな鶏湯も特徴的。

鶏だけで推すだけでなく 魚介の風味もじんわり豊かで
全体的なバランスがかなり良いす。



↑蛤そば
ハマグリがゴロゴロと。

油を効かせた 上品な和食の装い。
四つ葉そば同様 見た目に説得性があります。


蛤の香りがしっかりと立ってます。

個人的には甲殻類は苦手な方ですが
このハマグリの使い方は 全く気にならず
不如帰とはまた違う出方を愉しめました。


デフォの四つ葉そばと違い
口に入れた瞬間のハマグリのあたりの強いこと。

後味で控えめな塩気を感じながら
鶏出汁の下支えの効果がしっかりと。


しなやかな細ストレート麺。
主張しすぎないまでも 香り高い逸品す。

低加水で硬めのパツン食感で
味わい深いスープとの絡みも良好。


チャーシューも2種類を惜しげも無く。
食感も旨味も共に 文句のつけようありません。



↑濃厚たまごのまぜそば
メニューの冠になるほどの濃厚そうなたまご。

底で眠るタレも 老舗醤油のブレンド醤油と
鶏油を合わせた特製ときてます。


プリプリ黄卵の色合い たまりませんな。
一気にかき混ぜていくとタレの風味も満載。

タマネギのシャキシャキ感や
柔らかいチャーシューとの絡みも絶妙。


卵をまとった極太ちぢれ麺は
プリプリ食感でかなりのインパクト。

色々な具材と混ざりながらの
旨味の相乗効果が凄まじいす。



8.5点／10点
イチバン好みだった 四つ葉そばの評価す。
各々の採点は面倒なんで・・

どれもレベルかなり高いすね
てか
今年の醤油の新店は 強烈店がほんとに多いす。


いやいやロケーションも然ることながら
激ウマな醤油だったなぁ・・

せっかく 僻地の比企郡まで来たので
このまま あの名店に向かってみます。

来月から始まる池上の案件の調査で
やってきたのは蒲田駅。

青々しい蒲田の様子を他所に
西口には暁に繋、新店の武蔵をはじめ名店揃い。


役所協議をサクサク片付けて
気持ちを鎮めに向かいます。

駅から少しの路地に この日のお店が。


麺料理 しんでぃ
2012年6月OPEN

一日一種類の麺料理を
日替わりで提供しているお店。


奇数日のこの日は あっさりの和そば。

ちなみに
偶数日は絡めそば（汁なし）
5倍数日は洋そば（野菜ベース）


この暑い夏に相応しい
冷製の冷たい麺料理なるものもあったり。

怪しげな 2階までの細階段をのぼっていきます。


店内の設えがシュールすぎて
自然と背筋が伸びてきます。

年季の入ったスナックの場違い感が
平日シラフの脳天に突き刺さります。


和そば
大きな3枚の海苔の取り巻き。

スープ、タレ、具材すべてに油を使用しない
無化調出汁にこだわったそば。


殻から出したシジミに味玉、わかめ、仕込みタマネギ
おおきな麩、カイワレ大根に海苔。

出汁を吸った麩はやさしい味わいで
半熟玉子も甘味充分す。


素材の旨味を最大限に引き上げた
塩気を抑えた 口当たり優しいしじみ出汁。

淡白に見えながらも 味はかなり複雑で
出汁の旨味やコクで喰わすタイプ。


麺は低加水の細ストレート。

パツパツ食感が意外にも
じんわりスープとの相性高めてます。


7点／10点
日ごとに球種を変えてくるあたり 遊びゴコロ満載なお店。
汁なし、洋そば含めて再訪したいところ。

入りづらいけど大丈夫です な愛嬌を振りまき
夜はカラオケパブへと顔を変えていきます・・

昼休み突入により
会社からいそいそと小走り。

ミッドタウンまで来てみます。


アツくて ゴミゴミしてるな こりゃ。

開発も落ち着き
このあたりの環境も良くなりつつ。


で いきなりのドラム缶。

通行人の動線を変えてしまうほどの
堂々とした路面置きときたら。


天鳳
西山製麺の箱が積まれてます。

札幌すすきのラーメン横町発祥
味噌主体ながら 東京では醤油が。


人気は云うまでもなく
一三五の 麺硬め・味濃いめ・脂多め。

麺バリなどの好みも含め
個々に好みを注文していきます。


ラーメン
札幌醤油の王道。

相変わらずのキレイで上品な器に
濃いめなスープが印象的。


油もガツンと浮いてます。

厚めに張った表層のラードが印象的で
チャーシュー、ネギ、メンマのみの構成。


塩気を効かせた濃口の豚骨醤油出汁。

動物系を前面に出した 分かり易いしょっぱスープ。
油もしっかりと作用してアツアツ。


麺は西山製麺の細ちぢれ麺。

もちろんのこと硬めながら
濃いしょっぱなスープの旨味を引き立てます。


パサ硬の小振りなチャーシュー。
出汁との絡みも良好す。


7点／10点
久しぶりの濃いめな豚骨醤油。

場所性や やや暴力的なトコも含め
人気高い 六本木の隠れた名店にね。

ごちそうさまでした。

7月末の台東区。
アツいすね 言うまでもなく。

無意識に日陰を探りながらの
通り激走の矛盾。


この日は喜多方ラーメンの新店へ。

あまり来ないエリアすね
上野から向かいます。


喜多方食堂 麺や玄
2013年7月15日OPENの新店

奥に広い厨房を据え置き
カウンターとテーブル席でゆったり。


メニュー構成は
蔵出しの醤油と味噌の二大巨頭。

トッピングも充実してます。


注文時 背脂とのタマネギ、白ネギの有無を聞かれます。

左サイド 背脂を抜くと香味油を投入とのこと。
右サイド 背脂入れると印象も変わってくるね。


ま 分かり易く 書かれる訳です
こうして。

12時半で店内ゆったり満席。
オペはやや混乱気味な様子。


蔵出し醤油ラーメン

タマネギ、白ネギ入りでお願いを。
個人的には かなり好みの顔す。


チャーシュー、タマネギ、メンマ、白ネギの構成。

出汁そのものを味わいたかったので
背脂を入れないのが 初回は正解か と。


やや濁りのある やさしい醤油出汁。

カエシがしっかりと効いた 鶏主体の味わい。
旨味が広がるじんわり系の王道。


うねりコンパクトなちぢれ麺。

噛む度に躍るようなポクポク食感で
出汁の旨味感じながらの絡み合い。


やや塩分感じる脂身残した正形チャーシュー。
柔らかくて ほっこりします。

タマネギのシャクシャク具合も
このスープとポクツル麺との相性も良好。


7.5点／10点
喜多方を謳う やさしさ纏った蔵出し醤油。
次回は背脂入りも行きたいトコロ。

ごちそうさまでした。

シメのコトバ。
結びのイチバン。

有終の美と ときには詠んでみたり
終焉などと口々に。


地方の文化に触れることがタイセツ。
そもそも 王道だけではつまらないし。

少し余裕があって
少し遊び心がないと。


東京に還る時間ギリギリの義理。
東海遠征ラストのお店。

さらに はっきり言うと
しばらく名古屋へは来れないので。


ゆったりと攻める全国行脚のため
毎月点々と国内地方を廻りたいす。

そういうときのシメは
むしろ基本中の基本に戻ればいいんです。（勝手）


寿がきや
東海が生んだ生きる伝説スガキヤ。

店舗数はもう計り知れませんが
駅ビルの中にある貴重なエスカ店。


素っ気ない店員に聞いて
判明したことがひとつ。

ここは スガキヤの高級試行店らしい。
デフォの290円はありません と。


疲れた胃を落ち着かせてくれるのは
もはや冷ししかないだろ。

てか デフォ喰いたかったなぁ・・


冷し中華
うん。冷やし中華すね。

清涼感溢れる 王道の冷やし中華。
なんとも 彩り豊かです。


チャーシューに玉子、千切キュウリに
輪切レモンと 塔上の生姜がご愛嬌。

期待盛り上がることもなく
かと云って
溜飲を下げ切ることも無く。


程よい酸味と 適度な旨味を下支えに
この旅を振り返ってみます。

今回の東海遠征では
名古屋、小牧、岐阜、飛騨高山、大垣と。

1日半で ステキなお店を廻ることができました。


正直 初日の天候最悪の中で
何度もココロが折れそうになったりも。

ただ 名古屋の方々は ことのほか温かく
また 派手で 豪快でほっこり優雅で。


で
今回の衝撃はやはり如水でした。
あの出汁はほんとに絶品です。

薬膳のイメージが強かった名古屋に
個性派集まる岐阜界隈ご当地でしたが
実際 地に足をつけると温度が解ります。


4.5点／10点
冷し中華 安心の味です。

はなびの台湾まぜそばも
味仙の台湾ラーメンも刺激的で。


高山の濃口カエシに細ちぢれの麺も
チキンラーメンを連想させることはなく 美味いすww 

ベトコンもかなり病み付き度高いし。

大垣の中村群も またいつか
ゆっくり来てみたいす。


関市の白神も次回の課題すね・・
って 時間です。

東京に戻ります。
色々とごちそうさまでした。

東海遠征二日目ともくれば
名古屋から少し離れたトコにでも。

この遠征 密かにイチバンの愉しみにしていた
あの名店が生んだ さらなる名店へ。



名古屋コーチン発祥の地
小牧市に来てみました。

昼を大きく回り かつ激アツのため
ヒトはほとんど お見受けできません。


小川が流れます。
小鳥も鳴きつつ。

時間は緩やかに。
足をば前に前に。


ラーメン ら・DON
2011年6月OPEN

店主は香川の名店
讃岐らーめん はまんどのご子息。


らーめんは 醤油あっさり、こってり、黄金に塩。
つけは 醤油、塩、濃厚魚介、赤。

まぜそばにトッピングまで
充実したメニュー構成。


店奥の厨房を囲むように カウンターがコの字に。
30席ほどのテーブル席がさらに広がります。

一杯一杯を店主は黙々と
丁寧に かつ迅速につくっていきます。
惚れ惚れしますね 見てると。


具は別皿で提供されます。

薄めのチャーシューに 油揚げにネギ。
昔はラーメンにONされてたらしいすが。


別皿形態 きっと趣旨があるはずです。

美しい玉状の油に
琥珀色のスープがなんとも。


醤油あっさり
自ら 乗せてみました。


小豆島の濃口醤油を使用した
動物出汁と和風出汁のWスープ。

丸鶏やイリコ風味立つ 後味甘めなうどん由来ながら
油を丁寧に整えて ラーメン帰来も司る味わい。


香川はまんどから直送される自家製麺は
コシのある 手揉みの中細ストレート。

喉越し良く モチモチ食感で
穏やかなスープと 抵抗無く調和します。


油揚げも この出汁には相性抜群。
生ハム調の薄チャーシューも 邪魔をしません。

西日本育ちのうどん過多なワタシの口に
ぴったりとハマる味わいでした。


8.5点／10点
穏やかな讃岐由来の味わいに
自家製麺の喉越し抜群の手揉み麺。

静かに主張してくる独特の旨味が
逆にじんわりと心地良かったす。


まぁ これまた駅から遠いのよ。

公園を通りながらも 自然としかめっ面に。
横では小牧の子供が 昆虫採集の真っ只中。

夏だね ほんとに。

東海遠征 11店舗目。

二日目は名古屋市内集中のため
地下鉄の一日乗車券が効力を発揮。


一軒目はなびのある高畑から
一気に栄方面に向かいます。

途中 ほのぼの温かみエピソードありつつも
ラーメン優先のため割愛を ww


地下から路面に出ると
汗腺からプツプツ音が聞こえてきます。


中国南北酒菜 味仙
名古屋が生んだソウルフード
元祖台湾ラーメン 味仙の矢場店。

ラーメン屋という設えよりも
大箱食堂風の中華料理店と云った感じす。


丸卓に案内されて 7の示す大きなシャモジの元に。
店内は賑わってます。 みな汗かいてます。

日本語でやり取りされない 店員の俊敏さ
大箱の隅をつつくような目配り。


胃腸の弱い方はにんにく、唐辛子をお控えください。
な 最下段のアナウンス スゴいな・・

今池本店は時間的に厳しかったすが
ここの店構え かなりスキかも。


台湾ラーメン
元祖 味仙の逸品がここに。

油層のなかで揺らめく唐辛子と
挽肉や豚の 汗吹き出しそうな構成。


辛そうなのは言わずもがなで。

問題は旨味やバランスの効きがどうか と
それが全体を大きく作用します。


鶏ガラ主体の出汁に ピリ辛挽肉やニラがテンコ盛り。
辛さだけに任せることも無く 旨味を感じます。

ニンニクの分かり易いアクセントに 濃いめな味わい
パンチの効いた強烈な辛味が印象的。


金子製麺の中細ストレート麺。

中華屋さんの麺と云った赴きながら
硬めの湯で加減が辛味スープによく合います。


ニラと豚挽肉の相性も然ることながら
独特の辛味と旨味に支配されてる感がたまりません。

辛いとは云っても 中本的な辛ウマなベクトルでも
山椒的なしびれを効かせたタイプでもないため
慣れてくると ズイズイいけます。


8点／10点
中毒性の高い味仙の台湾ラーメン。
個人的には かなり好みす。

正味 細かい計算はされてない
ドカンドカンな構成だとは思いますが 美味いすね。


外気温のせいは置いといて
汗が止まりません。

もはや色んな意味で・・

東海遠征二日目。

初日の大雨がウソのように
いや、ウソだったのではないか と。


ホテルでの記憶が飛ぶほどの
激疲れもすっかりリセットされ意気揚々。

二日目のアツいアツい名古屋巡業がスタート。
まずは高畑の名店へ。


麺屋 はなび
2008年OPEN 名古屋が誇る名店。

恒例の行列を意識して11時前に到着からの
開店時には20名以上の待ち人。


メニューは待ち時間にも見れるように。

日傘やお茶などのサービスもしっかり。
丁寧親切な姿勢が伝わります。


定刻11時半の開店で 一気になだれ込ませることもなく
店員が丁寧に客を捌いてきます。

初回ロットでしばし待ってるとサザン。


カウンター後ろに座って待つスタイルながら
モチのロンでサザン。 BGMも大熱唱はサザン。

湯切りは独特で 湯上げしたテボ内の麺を
押し棒でこねくり回してます。


元祖 台湾まぜそば
この質実剛健なルックス。

丼の頂上に乗せられた玉子の美しさ。
駆り立てられる何かがあります。


ピリ辛の台湾挽肉が ウマ辛をしっかりと引率。
今回はニンニクもお願いしました。

ネギにニラをはじめ 海苔に魚粉が。
挽肉と玉子の色彩もバランス良いす。


林製麺の全粒粉モチモチ麺。
やはり麺の存在感 かなり強いすね。

ここから 特製の醤油ダレに
動物出汁や香味が効果的に作用します。


混ぜ込むと こう。
麺やタレと一緒に 香りが一気に立ちます。

色々な具が絡んで もう大運動会。
とにかく 名古屋の運動会はホンモノでした。


最後は 具が余りますので
無料の追い飯を投入していただきます。

卓上の自家製昆布酢はじめ
最後まで辛味と旨味が主張したタレと
良いお付き合いができました。


一気に食べ終えて 一番乗りで退出。

外の行列はどんどん延びていきますね
人気店に根拠と日傘あり。


8.5点／10点
元祖台湾まぜそばの実力とカラ旨味
しっかりと堪能できました。

最近も都内で 某台湾まぜそばを喰らいましたが
やはりここのレベルはケタ違いす。


ごちそうさまでした。

遠征二日目の一発目も
実に好調な滑り出し。

そして
猛烈にアツいです、都内よりも。

東海遠征初日 最後の一杯は名古屋で。

一日ズブ濡れになった身体とココロを
泣きながら ホテルで乾かしつつ。


少し休んでると ようやく雨脚もおとなしめに。
ホテルから運動がてら走ります。

一日のシメに相応しい
遅くまでやっている名古屋の名店へ。


麺屋 如水
2005年OPENの如水系の家元。

スタイリッシュな内装と
明るい門構えがとても魅力的。


24時まで営業で
店員の体制や教育もほんとに完璧。

23時すぎの訪問ながら店内は満席。
天井高のある開放的なオープンキッチンね。


塩は沖縄の天然塩使用す。

まさに渾身をカタチにした姿勢が垣間見れたり。
湯切りから盛り付けまで 目が離せません。


塩ラーメン
シンプルな見た目とは裏腹に
ひとつひとつの素材にこだわった塩。


雑味の無い コクが押し寄せる無化調スープ。
ひとくち飲んでシビレます。

塩ダレもキレにキレてますが
それ以上に 動物系と節や昆布からとった出汁感が。


太陽食品の細ストレート麺。

喉越し良く 持ち上げも抵抗ないす。
低加水のパツんとした食感が これまた好印象。


じんわり醤油などの余韻パターンとして
舌が慣れてきてから 輪郭を認識できたりはあるも

この塩ラーメンは タレと出汁の旨味がガツンと
一気に口いっぱいに広がります。


9点／10点
個人的に 塩で衝撃受けることは少ないすが
ここの塩は まさに激ウマでした。

味も然ることながら
心地よく店内での時間が過ごせた24時。


いやいや これだから遠征はステキ。

都内とは違った環境で
至福な一杯に出会えることに感謝したいす。

ホテルまで軽く走って
そのままベッドにダイヴだわ。

東海遠征 8店舗目。

雨の影響が少しずつ出ながらも
なんとか夜の部 一宮市まで来ました。


早朝 名古屋から飛騨高山、岐阜、大垣と一気に。
歴史ある街から ハイソな街まで様々。

岐阜と名古屋の間にある尾張一宮
こんなに近代的な駅ビルなのね。 


愛知名古屋のご当地ラーメンを喰らいに
駅から結構な距離を進みます。

足元もうグズグズ。


ベトコンラーメン新京 本店
昭和44年創業のベトコンラーメン発祥のお店
今やここから 全国で14店舗のベトコン暖簾分けが点在。

ここで ズブ濡れなココロが
ベストコンディションになれば良いすが。


大きなコの字のカウンターの中心に
気の良さげなお母さんが気を配ってます。

大きなメニュー表をしげしげと。
名物のトリカラも連食なければいけますがね。


テーブルには分かり易い 写真付きのメニュー表も。
このあたりは中華料理店由来の雰囲気あります。

店内は地元の常連さんが
ゆったりと色んな料理をつついてるわ。


ベトコンラーメン
インパクトあるなぁ これは。

なにをどうすれば良いんだろうと
数秒見とれてしまう強烈なルックス。


トロリとしたニンニクがごろんごろん。
香りも良く 食欲が自然と湧いてきます。

シャキシャキの大量モヤシと
ニラの風味もアクセントで。


鶏ガラと豚骨の旨味が詰まった醤油ベースに
独特の辛味とニンニクの風味がガツン。

塩気も辛味も脂身も半端さは無く突き抜けつつ
ニンニクの風味がゆったりと全体を包括します。


中細のちぢれ麺。

スープの印象が強すぎることもあり
比較的控えめな印象ながら 絡みは抜群。


7.5点／10点
クセになる辛味とニンニクガツンな一杯。
インパクト絶大すぎます。

中華料理屋の要素もしっかりと残しながら
ひとつのジャンルを確立した逸品。


帰るまでが遠足だとは 良く云ったもので
店まで来たら 当然駅までまた戻ります。

ベストコンディションでお店を出ましたが 
水たまりの駅に着いた頃には
かなりのバッドコンディションだったり。

再び早朝スタートした
ガチ派手な街 名古屋に戻ります。

東海遠征 7店舗目からガッツリ大垣を廻る予定で。
名古屋、飛騨高山、岐阜と予定通りに来た矢先..


大空からの絶叫が六感に思いっきり聞こえてきました。
バケツひっくり返すなどと揶揄されつつ それどころの騒ぎじゃない大豪雨。

無論 中村屋の巣窟である大垣で行く予定だった
中村屋、真屋、ガチブタ ... 豪雨で歩けません。


どとんこつ 中村商店
中村屋の2号店と位置付けられるドロ豚骨のお店。
鳥居塾出身の中村屋ブランドにしっかりと絡んでいきます。


客は当然 誰もいません。
店員でさえ客であるワタシに視線を落とさず 外の激豪雨に戸惑い顔。


ヒトは無力なのだと知らしめられつつ 食券機までいって指で押す元気あり。
メニュー構成 ほんとに豊富すね。


とんこつラーメン
月並みですが泡立ってます。すごく。
見るからに濃厚な豚骨がこんな状態のときにも むしろ力強く。


濃厚深めな海のような設え。キクラゲにネギ、刻み海苔にチャーシュー構成。
濃厚スープのお膳立てには もってこいの好配置。


パンチ効きまくりなド濃厚豚骨。奥深いコクとほのかな甘味も遅れて充満。
豚骨のまろやかな口当たりとキレのある塩加減も嫌みなく作用してます。


鳥居塾ならではの大成食品の細ストレート。今回は硬めでお願いを。
低加水で歯切れも良く 絡み抜群のツルパツ食感。


バラチャーシュー 豚骨出汁に浸ってます。
トップリと旨味を纏ってるな これは。


76点／100点
ド濃厚豚骨については個人的な好みが大きく反映されると思います。
単純に臭みや濃厚さで推すタイプではなく さっぱりとした後味も印象的。


直球ド真ん中勝負は充分理解できるんすが 実際は大雨で視界がかなり狭いす。
一日の綿密スケジュールもあるため 雨大慌てな大垣の街をあとにします...

大雨に泣かされた東海遠征1日目も中盤。断続的に降り続く7月の岐阜。
早朝名古屋から入り 飛騨高山を経ていよいよ岐阜市内に突入。


足元がかなりお緩い中でかなり歩きつつ 北に北に進路をとりつつ
岐阜の駅からトコトコ少し歩きます。


丸デブ 総本店
大正6年創業の岐阜の正真レジェンド店。
メニューは中華そばとワンタンのみ。共に400円。


中華そば
器から溢れんばかりの このルックス。
小さめの器に伝統と具材を詰め込んだ自然と重み感じる中華そば。


軽快シャキねぎにチャーシューに愛嬌カマボコ構成。
スープもヒタヒタすが 出された水もヒタヒタでした。笑


たまり醤油を使用した甘口ながらキレのある鶏ガラ主体の濃厚スープ。
蕎麦出汁由来の口当たりにも似た 生姜風味や出汁旨味も感じられます。


濃口に見えながら 意外にもあっさりとして
うどんや蕎麦の和風出汁に近い伝統的設えすね。


独特太さに弾力ある自家製中太ストレート麺は柔らかムニュ食感。
和風出汁絡み良い 香り豊かなツルモチ食感。


チャーシューはパサパサ食感で硬めな肉感マターな味わい。
このタイプの豚は個人的な好みあるでしょうねぇ


79点／100点
ホッコリ生姜にたまり醤油効かせた鶏ガラ主体の濃口醤油スープ。
柔ムニ自家製麺とユルく優しく流れる時間が疲れた身体に沁み渡りました。


岐阜駅北口には 信長の黄金に輝く銅像が。
このあたりから雨の音激しく 麺活にも影響を及ぼすほどの猛威を振るいます。

なんで一日待てなんだよっ!!!
本音はそうなんですがね...

7月の終わりに遂行した東海遠征。
名古屋から一路 高山まできたワケで。

高山 3店舗目に行く前に少しブラつきつつ
店頭の激美人番頭に捕まるのもいいでしょう。


降り続く雨のせいにしながら
少し試飲なんてしてみます。

ま 試飲のレベルなんて
かなり大きくドッカンと 超えてましたがね。


さて。 次のやよいそば。

事前調査で やよい本店と角店が近いトコにあるため
しばしば場所を間違えるハナシを受けながら。

自分に限って そんなことはあるまい と
本店に近付いてからの

まさかの臨休とか。

この旅 イチバンの衝撃。
行列が無いから おかしいと思いながら。


やよいそば 角店
昭和23年やよいそば本店の角店。

しっかり営業しております
堅実な姿勢 ホントに助かります。


中華そばがメイン。 ざるそばもありますね。

店内はやや暗めの落ち着いた雰囲気で
生玉子も人気があるようす。

ご主人が麺あげするときの
平ザルの音がたまりません・・


中華そば 並盛
節を抑えた 美しいお顔です。

茶濁の豆天狗、濃口のまさごに比べると
ここ やよいの中華は 比較的バランス良さげなルックス。


これは美味そうだなぁ

鶏油がうっすらと泳ぎつつ
スープの香りもしっかりと立ってますね。


たまりを含めた3種類のカエシに
鶏油を効かせたコクのある醤油出汁。

酸味も抑えられ キリッとした味わい。
魚介節の風味もほのかに感じられます。


平ザルであげられた細ちぢれは
見事なまでに ツルボソ食感。

最後までダレない 高山王道の存在感もってます。


丁寧に味付けされたのが伝わるチャーシュー。

デフォで2枚投入されていて
やわらかくて ジューシーな味わい。


8点／10点
節ほのかな濃口の醤油に 定番の細ちぢれ麺。
高山ラーメンのなかでは イチバンの好みでした。

本店とは少し違いがあるのかしら。
カエシ、出汁など非常にバランスが良かったす。


ひだり角に見えるのが角店で
右サイド中央あたりに やよいそば本店。

やはり近いすよね。


夕方の岐阜行き高速バスの時間まで
少し時間があるんで 観光してみます。

高山のゆっくりとした時間の流れ
ほんとに心地良いすね。


濃飛バスセンターから高速バスで
岐阜駅を目指します。

この日 一日の移動距離は凄まじいすが
美味しいラーメンのためなら 全て我慢できるフシギ。

では
出発進行するようですので。

今回の東海遠征で
ようやく念願だった高山へ。

豆天狗で勢いを付けてから
次に向かったのも これまた老舗。


風情がありますね 高山は。

観光客もゆったりとした時間を愉しみつつ
しみじみと歩いてます。


まさごそば
昭和13年創業 高山ラーメンの元祖。

裏路地にある落ち着いた佇まいが
高山の街に馴染んでます。


メニューも この2種類だけ。
潔く簡潔です。

店内はセンター厨房前 カウンター4席に
テーブル席が囲むように配置。


中華そば

濃いめのスープに細ちぢれ麺
高山のなかでもかなり魅力的な色味。


節も軽く浮いて 風味がしっかりと出てます。

シンプルな具材構成
濃いスープの印象が 余計に際立ちつつ。


カエシをしっかりと効かせた 濃口の醤油出汁。
後味にカツオの深い香りとほんのり苦味。

慣れて来ると 独特のしょっぱさと香ばしさが。
カエシとスープを混在して煮立てる 元祖高山の洗礼。


細ちぢれの自家製麺は独特の歯応え。 
細かい平打ちでボソツル食感。

出汁がしっかりと染み込んだような
スープとの強い絡みを感じられます。


チャーシューも小振りながら
出汁を吸い込んだ味わい深さ。

柔らか食感にホッコリ。


7.5点／10点
元祖高山ラーメンの深みを感じますね。
濃口の醤油と細ちぢれ麺との相性抜群。

ここをおさられてホントに良かったす。


雨 止みませんなぁ

でも アスファルトにシトシトいただく雨は
静かな街に風情を与えてくれます。

豆天狗、まさごと続けば
残りのお店はあそこしかないすね・・

東海遠征3店舗目からは
岐阜は高山の方に移動します。

早朝 名古屋から入り
昼前には 飛騨高山まで高速バスで。


雨の高山駅は風情があります。

岐阜行きの高速バスが夕方までないため
ここ高山では 少しゆっくりとラーメンと観光を。


豆天狗 本店
昭和24年創業 高山ラーメンの老舗。

改装したとは云っても
独特の佇まいで 雰囲気出てます。


カウンターと三角形のテーブル席構成。

開店すぐの訪問と大雨の影響からか
席も半分くらいしか埋まってない状況。


看板娘であった姫も 巣立っていったね・・

高山スタイルにしては
珍しくつけ麺もやったりしてます。


中華そば
シンプルながら 良い色合いすね。

チャーシューにメンマ、ネギだけの構成で
茶濁したスープには節感も出てます。


カエシや鰹節を スープと一緒に煮立てる高山独自の製法で
より味わい深いスープに。

美味そうだなぁ


カツオと動物系のバランス良い茶濁した醤油出汁。

三河赤鶏の旨味を押し出したコクのある動物系に
優しい酸味を後味で感じる滋味深い口当たり。


自家製の細ちぢれ麺は
高山ラーメンの特有でもあるボソボソ食感。

カップ麺に近いと云う意見があるも
細い麺自体に弾力があり モッチリ感ふくめ存在感高し。


しっかりと味付けされた 柔らかいチャーシュー。
出汁に染みて さりげない存在感を放ちます。


7.5点／10点
高山ラーメンの老舗な一杯。

優しい醤油出汁と
細縮れのボソボソ麺との相性も良し。


高山に流れる時間は 非常におっとり。

雨に濡れながらも
時間を緩めたような落ち着きが 妙に居心地良いす。

廻る店も夕方まで営業しているため
少しのんびり観光しながら。

身を預けるのも たまにはいいでしょ
靴 濡えらいれてるけど・・

東海遠征の2軒目は
引き続き 名駅食品センター内での朝ラー。

活気を 画に書いたような雰囲気。


マグロの解体やら 簡易なセリやら
朝事情なやりとりを繰り広げ中。

の なかで。


場所がなかなか見当たらないなんてザラですが
ここはほんとに解りづらかったわ。


元祖まるしば屋
長浜ラーメンを提供する貴重なお店

このあたりのシュールな引きつけも また一興。
早朝5時からの営業も 場内ならでは。


営業が昼過ぎまでと云いながら
飲み物も充実してるのを見ると

朝ハヤ始動の場内で疲れた身体を
このあたりで潤すんでしょうね・・


シンプルなのがイチバン良いす。

店内は学食のような
温かく余裕のある テーブル席のみの構成。


ラーメン
まるしば屋の長浜ラーメンすね。

食券を渡して 眠い目をこすると
すぐさま提供されます。


朝イチの豚骨もステキですが
このキレイな表層もまた頬が緩みます。

薄いチャーシューと ネギだけで充分。


ほのかな臭みを残した味わい深い豚骨スープ。

脂身も適度に感じながら
ワイルドな旨味とコクを感じます。


長浜定番の低加水の細ストレート麺。

硬めでお願いしましたが
パツパツでスープとの相性も抜群。


薄めのチャーシューも
豚骨出汁の味わいを吸い込んで美味。

卓上には 醤油ダレをはじめ
ゴマや紅ショウガなどが豪快に置かれています。


7点／10点
豚骨ガツンな長浜ラーメン
朝イチからこの高精度はお見事。

気軽に立ち入れる雰囲気
朝の市場ならではの居心地良さです。


てか 帰りに気付いたけど
店の出入り口 二方向なんかいっ

入り組んでて もう大変す・・


悪天候の中 朝イチの名古屋を離れ
ここから 岐阜県は飛騨高山を目指します。

2杯喰っても まだ朝の7時半
ステキで有意義な東海遠征。

ひそかに燃え上がりながら進みます・・

7月の終わりに
東海遠征に行ってきました。

個人的には 都内からだと
深夜バスで行くのが鉄則で。


だってホラ
目を覚ましたらそこは 早朝6時の名古屋だから。

ヒキが弱い性分で 当然の
一日中 大雨のお出迎え。


この日は 名古屋 岐阜 高山を一気に廻る日程。

朝ラーの定番としては
柳橋市場の食品センター内です。


中華そば 三徳
市場内の奥に佇む 朝5時に開くお店。

立ち喰いとありますが
実際は全て御すわりになって食べられます。


市場の雰囲気そのままに
店内も活気があり テンション上がります。


イチバンのウリである三徳中華そばは
生卵が豪快に乗っけられた設え。

朝から気合い入りますなぁ


中華そば
デフォの中華をしっかりといただきます。

450円の対価としても充分過ぎます。
淡いスープの色合い良いすね。


メンマ、ネギ、チャーシューと
シンプルながら譲り合いの構成を樹立。

とくに 朝イチと云うこともあり
醤油の良い香りが 鼻孔を抜けます。

控え控えめでやや甘めの味わい。
ソバ由来のじんわり旨味が口の中に広がります。

化調の効きもありつつ まろやかさ主体で
寝起きな胃に ゆっくり浸透していく至福。


中細ストレート麺は 柔めかと思いきや
パツパツの歯触りで じんわりスープと妙にマッチ。

麺肌なめらかで ツルツルと入っていきます。


小振りながら しっかり味の付けられたバラチャー。
ホロホロ食感で 噛む度に出汁の味わいを感じます。

寝ぼけ眼で突入しましたが
この一杯でしっかりと目が覚めました。


7点／10点
蕎麦よりなベクトルながら 味わい深い口当たり。
麺もシマリあって美味かったす。

にしても
この場末感溢れた朝イチの雰囲気 良いすねぇ


鮮魚の匂いで 目覚めガツンなまま
同じく食品センター内のお店に向かいます。

追伸
場内は 雨に濡れ無いからいいね・・

特徴的な冷しを
先にあげてしまう第8弾は人形町。

もはや 正式に数えてもないすが。


盆にもなると 著しく交通量が減りますな
東京と云うところは。

人形町は古くからの街並が残る
風情のある空気がしっかりと残ってます。


時間もないんで 裏通りを駆け抜けていきましょ。

ラーメン屋も犇めき合ってますね
目移りするくらいです。

が 行くところは やはりココすね。


麺 やまらぁ
2010年2月OPEN

麺喰屋 澤出身の店主が提供する
濃厚なめらかな 鶏白湯で有名。


醤油、塩、味噌の三大提供。
各々つけもあって辛いヤツも充実。

今回は迷うこと無く冷しを。


右が冷し担々麺。
アツい夏には 特にいいすね。

14時以降からは左上の
台湾まぜそばも提供されます。


冷し担々麺

清涼感のあるガラスの器におさめられた
乳白色のスープに 色鮮やかな具の数々。


サニーレタスの上には
味付け挽肉やプチトマトなど
視覚的にもしっかりと愉しませてくれます。

混ぜるの もったいない気が・・


胡麻風味に 軽い刺激のある
自家製ラー油を効かせた冷製スープ。

鶏の旨味が下支えになりつつ
胡麻の芳ばしさと甘味も存分に味わえます。


麺は冷し用の特注 中細ストレート。
しっかりとシメられたツルモチ食感。

硬めな食感で 小麦の香りも充分。
純粋に噛む喜びを感じられます。


まぜまぜしていくと
具材の旨味も伝達されてきますが

それ以上に 自家製ラー油の軽い刺激と香りが
全体を緩く とりまとめてきます。


8点／10点
冷しでも 鶏の使い方がやはり巧いすね

味わい深い鶏出汁と 刺激あるラー油な冷製スープ
麺のシマり具合も絶妙す。


人形町で 安定した鶏白湯を喰えるのは
ほんとに有り難いです・・

定期的に来たくなるような
ステキな要素がたくさん詰まってますね。

ごちそうさまでした。

秋葉原にも注目すべき冷しが。

盆週の平日 仕事終わりに向かいつつ。
夜のアキバは人工的な光を纏ってます。


夜になると 昼間あまり見受けられない
暗がりなメイドがビラ配り。

搔い潜って お店に向かいます。


福の神食堂
2011年2月OPEN

19:30の訪問で店内は満席。
賑わってますね いつ来ても。


デフォの醤油 ウマいんすよねぇ
思わず 喰いたくなります。

醤油、塩、つけ と三大構成に
今回限定を二本同時進行しております。


ある店主からも聞きましたが
限定を同時に提供するのはとても大変なこと。

右が わぽ会限定のアオサ冷つけ麺。 8月31日までの提供。
左が さかしいトマト麺。明日8月17日までの提供。


さかしいトマト麺
しっかりと清涼感を 全体に纏ってます。

スタッフの実家である 大分から取り寄せた有機野菜を
ふんだんに取り入れた限定の冷し。

新鮮な茄子、キュウリ、香味野菜からの
鶏チャーシューに添えられたレモン。


トマトピューレを凍らせた氷が投入され
ゆっくりと味わい増していく構成。

このアイデアは スゴいすね。


トマトの酸味を残した 出汁の旨味広がる
清涼感溢れる冷製スープ。

香味野菜の旨味もふくめて
スープ全体から凝縮されたコクを感じます。


平打ちの特注麺も美味いす。
シメられたプリプリ食感が冷たくて心地よく。

麺肌滑らかで 出汁感をしっかり拾います。


低温調理された鶏チャーシュー
噛むほどに肉の旨味が感じられる柔か食感。

ミョウガや三ッ葉などの香味野菜も
しっかりと味付けされてフレッシュ。


途中レモンの酸味も効きますが
味変アイテムの" 柚子スコ " がオモロいす。

辛味も激しくなく
トマトベースのスープに 柑橘系の風味が足されます。


7.5点／10点
トマトベースの味わい深い冷製スープ。
味変もあり 飽きませんね。

やや麺のシメが甘い感もありましたが
最後まで色々な旨味が感じられました。


この限定は 明日8月17日(土)までの提供。

平日 昼は11時から 夜は18時から各々15杯限定。
土曜は 11時から限定30杯。

ごちそうさまでした。

激アツ8月の中でも
比較的ハードルの高い 限定冷しを先攻して。

汗ダクダクで 西新宿の名店へ。


ゴミゴミしてますな
新宿はジオラマのよう。

少し歩き 落ち着いた通りまで。


麺屋 翔
今年入って9回目の訪問。

デフォも然ることながら
限定も数多く提供できる 新宿の実力店。


デフォの醤油 激ウマです。
未訪の方がいらっしゃれば 是非喰ってみてください。

店主ふくめて 接客から雰囲気まで
ほんとに居心地が良い空間す。


限定を2本出すのは ほんとに大変なはず・・

左は わぽ会の限定 " 夏野菜のガスパチョ風冷やし麺 "
右が ラーナビ限定 " 羅臼昆布と鶏の冷しラーメン "

お目当ては右の冷しです。
8月の土日のみの限定で 昼夜10食の提供。


羅臼昆布と鶏の冷しラーメン
ちょこんと乗る羅臼昆布 愛嬌あります。

この段階でも 愉しませてくれるのが
よもや確定しているような。


2種類のチャーシューが並んでます。

味玉に穂先メンマ、白髪ネギの構成。
スープ量抑えめで 麺が顔を出してます。


麺は冷し専用の 中太手揉みちぢれ麺。
並150g 中盛225g が無料で選択可。

しっかりとシメられたツルシコ食感
これ もうパツパツで コシ残した弾力感。


高級食材の羅臼昆布を大量に使用した
鶏と合わせたダブル冷製スープ。

鶏の旨味と昆布風味がガツンときた後で
じんわりと細胞に染み渡ります。


冷製出汁吸った豚と鶏 2種類のチャーシュー。
旨味や肉感ふくめて愉しめますね。

で これで終わらないのが
翔のスゴいトコ・・


絶品の味玉については説明不要すが
特記は右に見える 丼底に沈められてる氷状アイテム。

大橋店主に聞くと 大葉とわさびを固めたモノだとか。
たしかに後半 わさびの風味がゆっくりと増してきます。


8.5点／10点
翔が提案する鶏と昆布と隠し球のワサビ。

意外性と独創性が活きるのは
基本がしっかりとできてる証拠だったり。


あ"ー 飛び込みたい!!!!

激アツな日曜でしたが
西新宿な裏通りを ほっこり歩みで帰れました。

きっと 美味しくいただけた
激ウマ冷しのおかげです。

遠征や都内麺活の記事が
溜まりまくりすが。

今年の冷しは各店舗レベルが高く
個人的に喰らった冷しは20店舗超えだったり。


アツいアツい夏が終わるまでに
旬の冷しを先攻してあげておきます。

ま ダレも参考にしないでしょうがね 笑
で 王子です 平日夜の大興行。


らーめん えんや
2011年6月OPEN

7月末のアツい平日夜の訪問
個人的にも今年ちょうど300杯目。


日中の高気温の勢いそのままに
欲しているのは 激癒しの冷しなワケで。


鶏節を効かせた 塩出汁すね。

塩の名店で センス良い店主なんで
期待も自然と高まります。


冷し鶏節 塩らーめん
梅も上品に添えられてます。

さっぱりとした清涼感溢れる出で立ち。
横一線に並べた具も美しいです。


粘度は無く 透き通ってます。

油も適度に浮かせながら
やはり見た目から愉しませてくれる様相。


鶏の旨味を凝縮させた 塩ダレの冷製スープ。
さすが塩の名店ね、安心してレンゲもススム。

塩分や雑味を感じさせず
節風味と共にくる ジワジワ旨味がたまりません。


三河屋製麺の中細ストレート。
弾力感あって これまたステキ。

しなやかで喉越し素晴らしい麺は
しっかりとシメられて 独特のパツン食感す。


高密度の鶏チャーシュー。
良い表情してるわ これは。

噛む度に冷たい出汁が染みて
肉の旨味との大運動会に。


8.5点／10点
余韻の残る 鶏の旨味溢れる冷製塩スープに
ツルパツンなストレート麺サイコウ。　

海苔に置かれた梅も 後半溶かしながら
ゆっくりと酸味を味わえますし。

ま あれです
参りました。