高尾山からの八王子。
八王子からの立川。
オレンジの電車が結ぶ
夢の架け橋午後6時。

なぜかクタクタ脱力感も吹っ飛び
早速歩きます。

カーソルがカプセルホテルに。
用途混在ビルの一階にお店が。

西麻布から今年6月に移転した
個人的にも今年最も美味かった清湯醤油を出す店。
美麺屋 楽観2011年6月に西麻布にOPEN。一年後に立川へ移転。

西麻布といい ここ立川といいオモロい立地。
あのブルーが出迎えてくれます。

麻布の頃と比べメニューも豊富に。
久しぶりに来たんで色々食べたいし
限定も 新味も食べたいけど。

今回もゆっくりと琥珀を味わいたい気分。
伊東店主も厨房から飛び出る
明るいハツラツ接客。

ゆとりある広い店内に
ゆったりとした時間が流れます。

白を基調とした内装のなか
二人体制で元気な雰囲気がステキ。
きました
琥珀
相変らずの美しいスープの色。
この凛とした強さはまさに最高クラス。
みなを楽観の虜にしていった過程
それを良く知ってるだけに今回の再訪は嬉しい限りす。

粗切りにしたタマネギのシャクシャク食感が
終始旨味出汁に絡んできます。
具材は単発で構成しないため
このタマネギが後半支配しすぎな感はあります。

スープの口当たり やはりホンモノ。
カドがなく まろやかな清湯出汁の旨味。
口内にいつまでも残る余韻は健在ながら
生姜風味がやや強め。
昆布や動物出汁の旨味もしっかり感じます。

麺も少し改良されて
パツパツからしなやかさ増しにシフト。
個人的には麻布時代のほうが好みかなぁ。
ま 屋号の美麺に負けないくらいの存在感ね
噛むたびにほのかな小麦の香り。

清湯出汁にしっかりと浸かった豚ロース。
タマネギとの食感の違いもまた良く合います。
嫌な塩気や臭みも全て除かれ
肉そのものの旨味が出て美味いす。
食感は硬く 喰いちぎるといった感が近いかも。
8点/10点
移転前の前回9.5点との比較になると
やはり麺の具合とスープとのバランスに尽きると思う。
レベルの高いお店だけに
方向性や微妙な変化は難しいとこなのか と。

さてさて この日の疲れは
全て美味しい2杯のラーメンが
吸収してくれました。
めでたし
めでたし。