2003年創業以来
客足は途絶えず一線を走る名店。
動物出汁は
比内地鶏の鶏ガラと厳選された豚骨がベース。
それにヤサイと魚介出汁を合わせる
つじ田の洗練されたスープ。
のはずなのに
やはり深みがないの。
三河屋製麺の中太麺。
麺肌キレイなストレート麺。
やや低加水でも
スープとしっかり絡むはずなのに
やはり少し弱いな・・
小麦の香りも良いし モチモチだし
喉越しも良い麺だけに
重要視されるスープとの相性が
あまり良くないのは残念だわ。
まぁ 強烈な煮干先行型。
ド節系濃厚醤油
一杯に50g以上の煮干を使用した濃厚スープ一切の半端さはなく
豪快な節が浮いてるの。
独特なエグみも ここまで主張すると
賛否あるかもしれないが
ワタシは充分ストライク。
モチモチでプリプリ。
この軽いうねりが
濃厚なスープによく馴染むのよ。
で
ここのウリは
2種類の麺を提供してくれるトコ。
柔らかい食感に
やさしい小麦の香り。
存在感あるワンタンみたいな感じね。
このピロピロ麺出汁の旨味を吸い上げます。
まずは煮干の強烈な香り。
ふくもりの中華そば。
表層の節粉を見ると
ゾクゾクしちゃうでしょ。
メンマ、海苔、ナルト、ねぎ、チャーシュー
隠し味の柚子 のシンプルな構成。
濃厚なスープは
魚介系を前面に押し出した魚介豚骨出汁。
煮干出汁、煮干油、煮干粉の三重奏。
節系もアジとイワシの2種類をブレンドしてるの。
それに合わせる動物系の出汁も
バランス良く調合されてるね。
煮干しの風味とエグみが
スープをシメてるんで
程よいアクセントも効いてるし。ふくもりの麺は
中華そば と つけぶと で
印象がかなり違う。
麺肌も色も形状も
ニボニボなスープとの相性が合う
おとなしめな麺。
ここの麺
やはりレベル高いわ。
モッチリとした独特の食感に
喉越しの良い滑らかな感じね。
つけぶとの
噛み応えのある食感に対して
中華そばは
スープとの絡みが重視されてるよう。
北海道小麦100%の麺の威力。
それはどちらも同じだけど。