
哀しいかな ここでまたひとつ幕を降ろす名店が喜多見に。
山岸さんと一緒に修行した唯一のラーメン職人とは感慨深いです。
喜多見 大勝軒1965年9月創業の喜多見老舗店。丸長のれん会グループで代々木上原系。
1951年創業 丸長系の中野大勝軒に従事してから暖簾分け店のこちらを開業。

まずは世田谷農大界隈で1965年に開業し1982年に現在の地に移転。
1997年頃に店舗を建て替えた名店も令和元年6月15日でまさかの閉店。

11時前着で前客10名。開店した11時過ぎには実に30名ほど。
いつもになく道路まで延びる列に警察まで来る騒動に。

平ザル麺上げとラーメン作るのは80歳過ぎた親父さんで
優しくフォローする奥様はタンメンや野菜炒めなど中華鍋を担当。

お酢に醤油と一味からのラー油に胡椒構成。
年季ある木目カウンター奥の厨房では大量注文に戸惑うご夫婦が。
五目そば麺上げてからも御夫婦でゆっくり盛られる鮮やか豪快具材。
炒められた香ばし大量野菜盛りの優しいクラシカル醤油。

奥様が丁寧に炒めた豚とキャベツ玉ねぎ人参の上に
かまぼこメンマに愛嬌ナルトと海苔テンコ盛り。

香ばし野菜流れの油に鶏ガラ主体のクラシカル醤油清湯。
キリッと醤油ダレに香味野菜や昆布乾物旨味下支えのコク深仕立て。

渾身プリモチ麺を口いっぱいに頬張りながら
味わい豚と香ばし野菜を尚 箸で押し込む至福時間。
チャーシュウつけそば伝統 白器に盛られたプリモチ麺に鮮やか具材豪快搭載のつけダレ。
つけダレ器底には大判ミシ旨豚ギッシリ詰め込まれた喜多見設え。

酸味辛味控えめな動物コク下支えの節浮かせた濃口シャバダレ。
ふんわり煮干風味に化調で整えた喜多見渾身クラシカル醤油。

喉越しに小麦風味良い自家製中太ストレート麺。これは美味いすねぇ
麺肌滑らかながら しっかりとコシ弾力残した絶品ムギュモチ仕立て。

喜多見チャーシュウ語るに欠かせない味沁みた大量搭載ミシ旨大判豚もも。
軽快シャキねぎに短冊ナルト含め 麺と一緒に喰らうワシワシ要素大爆発。

スープ割りお願いすると鰹風味が効いてホッコリ。

ひとつまた歴史が終わります。
本当に永い間お疲れ様でした。
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