コロナの影響により大きく変わったラーメン食べ歩きの変貌にも麻痺しつつ

令和も4年になった2022年も慣れたか おざなりか... ようやく終わりますね。

昨今流行りのネオ清湯に心揺さぶられることも無く 地方や町中華 老舗店など

緊張しつつも無理ない範囲で背伸びせず かつバランス良く廻れたと思います。

47都道府県のうち全国でも屈指の麺王国 東北エリアは帰省以外敢えて控えつつ

今年は2巡目地域の関西や九州などお気に入り地方へ単身巡る再訪が中心でした。

今年も津々浦々ゆったり宮城から始まり和歌山に鳥取と福岡からの新潟遠征。

思い出になった久々の札幌強行ランデブーに山形からの福井 鹿児島巡りつつ。

杯数や都内躍起になるより 各地で感動できる一杯に出会うことが何より至福。

やはり地方の文化に触れ 一期一会の麺一杯を求めるが面白く感慨深いですね。

仕事も私的にも日々色々と環境目紛しくも 今年辺りから大きな変化にも慣れが...

コロナ禍で不安やストレス溜まる中 皆様との繋がりを通して息抜きできたりも。

また今年45歳になり 家族との時間や激務流れも続くので健康管理もタイセツで。

RUN総距離2450m消化し 来年早々久しぶりの新宿ハーフレースにも参加します。

世の中震撼させるウイルスと対峙する毎日に疲労しつつもラーメンに罪は無し。

それでは激動の2022年のまとめとして 個人的にとくに印象に残ったお店を。

2022 MVP ケンちゃんラーメン（余目店）中華そば

濃口醤油 煮干薫り 強靭ビロモチ麺踊る三拍子。やはり唯一無二すねぇ

硬柔ギザモチ麺ズボズボ啜るたび煮干風味突き抜ける至高一杯に舌鼓。

らぁ麺 すぎ本（青葉台）塩らぁ麺

今年リニューアルして麺もスープ量も増した分厚い出汁旨味推しの醤油清湯。

キラキラ油纏わりつく喉越し良い絶品麺を本日大晦日に啜る2022年至福〆。

博多元気一杯!!（福岡市）ラーメン

少し構えてましたがこの濃縮クリーミー豚骨は食べた瞬間衝撃でしたねぇ

店内大きく書かれた門外不出と日本唯一無二の文字が妙に納得できました。

一条流がんこ総本家（分家四谷荒木町）悪魔

厳選素材にこだわった動物コクと甲殻旨味合わせた中毒性高い絶品悪魔。

家元劇場で味わえた渾身出汁がこうして受け継がれるのは感慨深いすね。

清仁軒（高崎市）懐かしの醤油ラーメンつけそば

香ばし鶏油に分厚い豚出汁推しの清華軒の味受け継ぐホッコリ醤油清湯。

茹でる前に強めに手揉みする自家製グリん麺に鮮やか具材の渾身デフォ。

手打麺祭 かめ囲（柴崎）ラーメン

小田原の湘南どりと鹿児島の黒さつま鶏の丸鶏やガラ主体の醤油清湯。

目の前で繰り広げる出来立て手打麺に奥様渾身極厚黒メンマの夫婦鷹。

いこい食堂（三条市）中油ラーメン

新潟の寒い冬を乗り切るコロコロ背脂に煮干出汁効かせた絶品濃口醤油。

雪の下から顔出す口内躍る平打グリん極太麺に大判焼豚盛りの茶色揃え。

恵比寿（五泉市）ラーメン

煮干風味薫る濃口醤油にツルパツ麺と大量豚バラの三位一体絶品ラーメン。

帰りしなに厨房覗くと店主の見事な平ザル捌きが見れ 血圧上がりました。

中華そば 高野（大口）鶏つけそば

巷に及第点の昆布水増殖しつつも このトロみ具合と麺の絡みは最高でした。

にしても大行列も苦にならない素晴らしい接客と店員高速オペには驚愕すね。

八乃木（札幌市）みそらーめん

すみれ彷彿とさせる独自アレンジしたパンチあるスパイシー王道札幌味噌。

激アツ表層ラードと濃厚味噌ダレにホッコリ生姜とプリモチ熟成麺鬼絡み。

ajito ism（大井町）ピザソバ

創作系の先駆者ajito渾身創作つけ麺ロッソにチーズとMIXスパイスを。

見た目や独特薫りに加え 鮮やかさに構成まで含め唯一無二の豪快盛り。

四川担担麺 蒼雲（鳥取市）四川担担麺 汁なし

自家製ラー油と挽きたて山椒に香辛料搭載の濃厚クリーミー担担。

麺肌滑らか絶品プリモチ麺含め今年食べた担担汁なしで一番美味。

太平楽（仙台市）朝ラーメン

長時間煮込んだコク深豚骨ベースに煮干出汁合わせた驚愕ワンコイン。

選択した手揉みグリん麺にホロ柔焼豚とホッコリ味玉盛り渾身朝ラー。

らぁめん ご恩（野方）らぁめん 塩

カエシ推しの醤油に対してバランス良い鶏旨味凝縮の黄金塩清湯。

芳醇な分厚い出汁旨味に独特食感の重厚ツルポク麺と鮮やか具材。

博多 一成一代（福岡市）ラーメン

国産豚骨を骨が砕けるまで炊き上げ髄からも旨味抽出する泡豚骨。

店主が全身を使い木ベラで寸胴をガツガツ回す姿勢も圧巻ですねぇ

ヤマシロ（磐田市）麹味噌らーめん

信州麹味噌と豪快炒めた香味野菜旨味にぶどう山椒と生姜加えた濃厚味噌。

自家製手揉みウネり麺に釜で吊るし焼きした絶品香ばし叉焼合わせに卒倒。

牟岐縄屋（福井市）醤油らぁめん

表層キラキラ香味油に動物コクと魚介風味バランス良い渾身醤油清湯。

福井の皆から愛されているのがヒシヒシ伝わる絶品プリモチ麺でした。

あぶらー亭（桜上水）あぶらー麺

上質背脂の自家製ラード使用した油そばとプリモチ麺の一線画す異色な存在感。

激マゼマゼすると中毒性ある中華風自家製ラード纏い独自世界のジャンク増し。

若竹食堂（越前市）中華そば

澄み切った表層にふんわり出汁風味薫る たけふ駅前中華そばの代表格。

世代越えて愛され続ける自家製プリモチ麺とお馴染み豚スライスとハム。

中路（九段下）赤味噌ラーメン

牡蠣練り込まれた4種ブレンド味噌に動物ガツンのトロみ濃厚仕立て。

持ち上げ激オモ軽快プリモチ麺に噛み応えあるミシ旨焼豚と挽肉盛り。

魚界ラーメン craftman（鹿児島市）魚界出汁ラーメン

魚界出汁ラーメン一本で勝負する店主渾身の山椒刺激特徴の黄金清湯。

絶品の全粒粉ツルパツ平打ち麺含め かなり度肝抜かされましたねぇ... 

Handicraft Works（中目黒店）クラシックパイソンパレット

正直あまり惹かれず伺いつつも食べた瞬間衝撃受けた絶品まぜそばに舌鼓。

多少値は張るものの満足度計り知れない心揺さぶる感動の美味しさでした。

麺ハウス こもれ美（宮城県黒川郡）味噌

こもれ美冬の風物詩 ニンニク辛味噌付けた年明けから提供の人気味噌。

花椒と柚子皮塗された分厚い動物コクと香ばし味噌ダレ推し濃厚設え。

手打ち 蓮（森下）塩ら〜麺

4種塩に貝柱合わせた塩ダレに鶏旨味と煮干風味バランス良い塩清湯。

和華ともち姫小麦ブレンド手打ちの強靭ウネり麺は実に強烈な存在感。

飯村製作所（つくば市）タンメン

鶏ガラと丸鶏に大量の香味野菜で取った分厚い出汁推し渾身タンメン。

毎朝製麺し24時間熟成させるプリモチ麺に大量香ばしシャキ野菜盛り。

Ramen Break Beats（祐天寺）醤油らぁ麺

表層香ばし鶏油に厳選鶏と羅臼昆布旨味凝縮のキラキラ醤油清湯。

器用な平ザル捌きで麺線整えたザクツル麺に香ばしスモーク焼豚。

ラーメンショップ（牛久結束店）ネギラーメン

全店員シンクロで完成させた粗暴で豪快なトロみ伴う背脂豚骨醤油。

ラーショでも珍しい自家製麺ストレート細麺ながら次回は太麺で。笑

らーめん MAIKAGURA（千歳船橋）鶏白湯麺

表層美乳白埋め尽くす鶏旨味凝縮のトロみ伴う無化調トロポタ鶏白湯。

はるゆたか春よ恋含むブランド小麦使用の自家製ツルパツ麺に切替え。

だし・麺 未蕾（蒲郡市）だしそば 醤油

個性ある店主が織り成す丁寧に煮込んだ鶏ガラ豚骨と煮干の複雑旨味。

通行人居ない蒲郡市民が一同に集まり始める全粒粉ザクツル麺を堪能。笑

鳥人（鳥取市）しょうゆ

ギラギラ油に胡椒塗した分厚いアゴ出汁推しの激アツ独特ルックス。

垣間見れる自家製ツルパツ麺に大判味わい焼豚と鮮やか具材仕立て。

ラハメン ヤマン（新桜台）らはめん

初動動物出汁から魚介乾物ゆったり顔出す絶品醤油清湯と自家製ツルパツ麺。

口溶け豚バラと素材旨味ジワジワ感じる無化調こだわる店主に頭下がります。

うらしま（紀の川市）中華そば

継ぎ足し濃口醤油ダレに分厚い豚エキス溢れるショッパー豚骨醤油。

口カピ茶濁スープに歯触り良いツルパツ麺と絶品ホロ柔豚バラ合わせ。

以上になります。

もちろん 関東や全国でココロ揺さぶる一杯や町中華が各地に色々たくさん...

ラーメンも人生も色々。何処かに出掛けるたび 温かさに毎回触れます。

麺喰らうたび 地方に行くたび 新しい街に踏み入れるたび切に憶います。

そして今年も歴史ある名店や老舗店が惜しまれつつ暖簾を落としました。

後悔しないように一期一会でラーメンにも大切な人にも向き合いたいすね。

最後に自分を大きくしてくれたステキな2022年ありがとうございました。

これからも時間が許す限り 無理なくときめく一杯を追い求める所存です。

それでは来年も引き続きよろしくお願いいたします。

ご静聴ありがとうございました。

令和も3年になった2021年も慣れたか おざなりか... ようやく終わりますね。

今年もコロナの影響により大きくラーメン食べ歩きの概念も変貌遂げました。

昨今流行りのネオ清湯に心揺さぶられることも無く 町中華や老舗店メインに。

緊張しつつも無理ない範囲で背伸びせず かつバランス良く廻れたと思います。

47都道府県のうち全国でも屈指の麺王国 東北エリアは敢えて一切控えつつ

今年は2巡目地域の関西や四国などお気に入り地方へ単身巡る再訪を中心に。

今年も津々浦々ゆったり京都から始まり兵庫に滋賀と三重からの奈良遠征。

思い出になった久々の長野強行ランデブーに佐野からのやなせ高知巡りつつ。

杯数や都内躍起になるより 各地で感動できる一杯に出会うことが何より至福。

やはり地方の文化に触れ 一期一会の麺一杯を求めるが面白く感慨深いですね。

仕事も私的にも日々色々と環境が目紛しく 今年は大きな変化が起きました。

コロナ禍で不安やストレス溜まる中 人とのつながりを通して息抜きできたり。

また今年44歳になり家族との時間や激務流れも続くので健康管理もタイセツ。

RUN総距離2350m消化し 来年は久しぶりのレースも参加する予定だったり。

世の中震撼させるウイルスと対峙する毎日に疲労しつつもラーメンに罪は無し。

それでは激動の2021年のまとめとして 個人的にとくに印象に残ったお店を。

2021 MVP 麺や 川（松阪市）鶏そば 塩

香味油プツプツ湧き立つ鶏旨味凝縮出汁に自家製ツルパツ麺の絶品デフォ。

ひと口スープ飲んだだけで感動した分厚い旨味が口内充満する極上塩清湯。

らぁ麺 すぎ本（青葉台）塩らぁ麺

分厚い出汁旨味に表層キラキラ油纏わりつつ喉越し良い絶品麺啜る至福。

年明け1発目に喰らった塩が衝撃で今年の指標が厳しくなりすぎた事実。笑

ぶたのほし（尼崎市）とんこつラーメン

無鉄砲伝統の豚骨と水だけで羽釜炊きした店主渾身の超ド濃厚豚骨醤油。

ムテ謹製の噛み応え強靭ウネり麺に絶品ホロ柔豚バラ盛りの渾身デフォ。

一条流がんこ 総本家（四谷三丁目）南千住

通常下品とは一線画す昔の下町 町中華イメージしたショッパー茶濁魚貝。

タレ入らない出汁旨味100%の家元渾身トロみ伴うコク深白湯に脱帽です。

清湯醤油 ほし乃（長野市）醤油そば

麒麟児 星店主夫妻が提供する芳ばし醤油ダレと地鶏旨味推しの琥珀醤油。

北海道産と信州小麦ブレンドしたツルパツ麺に鮮やか3種焼豚盛りで卒倒。

あさひ町内会（板橋区役所前）20年前恋した味噌ラーメン

元祖すみれ憶わせる分厚いラードと濃密ショッパーの暴力的パンチ力。

香ばしコク味噌にお馴染みプリモチ熟成麺の濃厚スパイシー札幌味噌。

江陽軒（彦根市）つけそば

丁寧に作られた滋賀県産地鶏にイリコ 羅臼昆布搭載の泡立ち醤油ダレ。

名店ニッコウ斜向かいながら瑞々しい自家製麺含め存在感凄まじいすね。

自家製麺 No11（大山）ラーメン

ニンニクちょい脂コールの富士丸イズム受け継いだ独創性と凶暴さ推し。

噛むたび豚出汁溢れる口内暴れの跳ね返し自家製ゴワモチ重厚麺が特徴。

麺場 力皇（天理市）力皇ラーメン

多様豚部位を長時間炊き上げた元力士店主提供の泡立ち濃厚豚骨。

新潟から直送のプリモチ太麺に大判ミシ旨焼豚と鶏つくね豪快盛り。

道頓堀（成増）中華そば

年季入った丼自体が時代物語る渾身Wスープ注がれたホッコリ顔立ち。

分厚い動物コクに煮干昆布出汁に自家製ツルモチ麺の道頓堀ルックス。

煮干そば 藍（京都市）煮干そば

香川県産片口イワシと道産昆布に利尻昆布で作る魚介100%ガツン煮干。

京都棣鄂全粒粉ツルパツ麺に鶏豚2種焼豚とシャク玉ねぎの渾身デフォ。

川の先の上（横浜市）らーめん 正油

5種ブレンド醤油ダレに分厚い動物コクと魚貝風味下支えの絶品醤油。

今年色々と清湯喰らいましたが塩と同様 久々感動クラスの一杯でした。

おいらのらーめんピノキオ（松阪市）とろとろ塩

蝶ネクタイ店主提供のきめ細かい泡立ちの濃厚クリーミー塩豚骨魚介。

強いコシの自家製麺に低温調理豚とあっぱれ屋流れのコショウオイルも。

青竹手打ちラーメン 大山（佐野市）ラーメン

鶏豚に加えて牛スジ搭載した分厚い動物コク推しの余韻続く醤油清湯。

田村屋流れ汲む青竹手打ち独特 平太細混在した自家製手揉みちぢれ麺。

中華そば たた味（小伝馬町）スタミナ中華そば

脳天に突き刺さるジャンク旨味と中毒性高いショッパー激高インパクト。

すず鬼やあさ利 アリランの良いとこ集めた衝撃性とパンチ力に即悶絶。

尼龍（尼崎市）尼龍ラーメン

ひと口で黙らせる鶏豚と魚介節のバランス良い絶品の無化調醤油清湯。

地元製麺所の秀逸なツルパツ麺に噛み応え堪らないミシ旨焼豚合わせ。

ぜんや（新座市）ぜんやラーメン

表層ラードに分厚い動物出汁とホタテ乾物バランス良い絶品黄金塩清湯。

好相性の独特ウネり軽快ツルパツ麺に2種焼豚とシンプル具材の渾身設え。

麺来亭（ひたちなか市）ラーメン

一品香流れ汲む甘旨味醤油ダレに動物出汁ガツンのキラキラ醤油清湯。

大釜泳がせる独特ウネり麺に噛み応えある大判燻製焼豚の美しい丼顔。

松波ラーメン店（松陰神社前）ざるラーメン

夏の風物詩 大量胡麻浮かせた煮干節に昆布出汁推しの酸味伴う冷製醤油。

今夏の冷やしで最も刺さったお馴染みミシ旨刻み焼豚と軽快ザクツル麺。

初志貫徹（甲府市）味噌らぁめん

中華鍋で豪快もやし炒めスープと合わせ味噌ダレ搭載する王道札幌味噌。

厚めラードに軽快プリモチ麺求めて真夏なのに大行列には驚きました。

麺や 金時（江古田）塩らぁ麺

表層キラキラ油に八角薫り良い分厚い鶏旨味凝縮の透明度高い塩清湯。

味わい絶品燻製鶏ももとホロ旨海老しんじょにピリ辛薬味乗せ棒ねぎ。

花紋（松阪市）花紋の醤油

松阪極豚に錦爽鶏の動物ベースに数種節合わせた分厚い醤油出汁が特徴。

都内から毎朝打ち立て直送される麺と店内のPOPとイラスト精度に驚愕。

福来軒（立川市）ラーメン

世代超えて提供されるクラシカル醤油と思いきや そのギャップに衝撃。

自家製手打ちの口内躍り絶品ガチムチ麺に鮮やか具材盛りの渾身デフォ。

らーめん八平（千葉県長生郡）アリランラーメン

大量ラー油にシャク玉ねぎと野菜テンコ盛りの香ばしさ放つ辛味ジャンク。

自家製プリモチ麺忍んだ茶濁スープと超激スタミナ推しが食欲そそります。

鶏と魚（高知市）塩らぁ麺

くろ㐂流れ汲む高知土佐ジロー ちきん地鶏 ごめん軍鶏の分厚い鶏出汁。

はるゆたか使用の自家製手揉み麺に翌日伺った鴨醤油も絶品でしたねぇ

以上になります。

もちろん他にもココロ揺さぶる一杯や町中華が各地にたくさん...

ラーメンも人生も色々。何処かに出掛けるたび 温かさに毎回触れます。

麺喰らうたび 地方に行くたび 新しい街に踏み入れるたび切に憶います。

最後に自分を大きくしてくれたステキな2021年ありがとうございました。

これからも時間が許す限り 無理なくときめく一杯を追い求める所存です。

それでは来年も引き続きよろしくお願いいたします。

ご静聴ありがとうございました。

なかなかリズム良く公私ともに運べない毎日が続いております。
そんな時は気分を変えて 自宅でエンヤコラ作業も良いでしょう。


ビブグルマン常連の三ノ輪名店 トイ・ボックスが提供している
平日17時からお持ち帰りの鶏油そばセットを。


内容量は 200gの麺2玉にボトル入りのタレ投入で1000円。
袋から取り出すと小麦の薫りと独特硬め感触がたまりません。


麺茹での目安時間は記載あるも 都度若干の環境が変わるため
山上店主から言われた3分10秒ジャストでいきましょ。


長ネギは芯を外して白い部分を縦に千切りした上で
くるんと丸まるよう シャキッと氷水に浸しておきます。


チャーシューはさすがに技術無いので市販のものを短冊状に。
さらに シャキ食感の万能ねぎも切っておきましょ。


定番のホクホク味玉と先ほどの白髪ねぎも準備しつつ。
お店だと こういう作業工程をリズム良くやるから凄いすねぇ


で あらかじめボトルに入っていた鶏油とタレを軽くあたためて丼に。
ぴちぴち鶏油と醤油ダレに酒みりんからのリンゴ酢と鶏ガラスープ。


鶏油そば
醤油ダレとまろやか鶏油がツルモチ麺に絡む逸品が自宅でいただけるなんて。
濃口醤油纏ったツルムチ麺に鮮やか具材搭載の貴重な渾身鶏油そば。


味わい肉旨味凝縮の短冊豚は絶品ダレと絡んで旨味マシ。
ホッコリ味玉からの白髪ねぎとシャキねぎ2種構成。


混ぜ混ぜすると湯気上がる平打ち麺は 芳醇醤油薫り絡んでヤバいです。
上質なまろやか鶏油に鮮やか具材合わせで噛むたび口内旨味大爆発。


こうしてお土産麺を自宅で作ってみると 愉しい反面
ラーメン屋さんの大変さと凄さがあらためて解りますねぇ

普段夜に自宅でラーメン食べないため 奥さんも喜んでました。
ごちそうさまでした。

平成から令和に変わった2019年もようやく終わります。
今年は大きくラーメン食べ歩きの概念が変わりました。


昨今流行りのネオ清湯に感動なく 全国の町中華や老舗店に感情移入。
無理ない範囲で背伸びせず バランス良く廻れたと思ってます。


47都道府県のうち 今年もお気に入り地方への再訪メイン。
最たるもんが全国でも屈指の麺王国 東北エリアでした。


今年も津々浦々ゆったり長野から始まり 群馬に関西からの岩手遠征。
久々の香川強行ランデブーに奥さん実家の山形と長崎巡りつつ。


杯数より感動できる一杯に出会うことが何よりの至福。
やはり地方の文化に触れ 一期一会の一杯を求めるが吉。


仕事も私的にも 日々色々と環境が目紛しく変わりつつも
ラーメンや人とのつながりを通して息抜きできたり。


一方で42になり家族も居るので 健康管理は本当にタイセツ。
RUN総距離は今年1500km。来年もレース続くんで頑張りたいす。


では 2019年のまとめとして とくに印象に残ったものを。



2019 MVP
たらふく（岩手県宮古市）中華そば
1953年創業まさに生き字引。聞いただけで幸せな多良福ステキな響き。
ルックス 薫り 雰囲気 麺の表情 盛り方。感無量でシビれましたねぇ


黄昏タンデム（香川県丸亀市）黄昏醤油そば
大阪名店 洛二神出身の実力派店主の奥様の地元がうどん王国丸亀。笑
瀬戸内イリコに国産丸鶏焚いたWスープ。今年でダントツの醤油でした。


支那そば いしはら（西荻窪）支那そば
厳つくも接客丁寧な店主は浜田山名店たんたん亭の創始者。
香ばし節苦味に醤油薫り立つ絶品醤油と激ウマ麺にシンプル具材合わせ。


四海楼（長崎市）ちゃんぽん
明治32年創業 ちゃんぽんに皿うどん発祥の質実剛健な姿はまさに長崎宮殿。
口当たりまろやかな豚骨コクに海鮮旨味凝縮の渾身ちゃんぽんに舌鼓。


スタミナ満点ラーメン すず鬼（三鷹）スタ満ソバ
鶏こくすず喜 二毛作の千葉アリラン竹岡式に富士丸兼ね合わせた中毒麺。
ニンニク生姜に背脂乗せたショッパー醤油にグリン麺合わせの激ジャンク。


中華そば 堀川（大阪府豊中市）醤油そば
ビター煮干風味に地鶏出汁効かせた泡立ち良い無化調醤油清湯。
久しぶりに醤油で感動しました。今回都内に来るのは嬉しいすねぇ


宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀（雑色）宍道湖しじみ中華蕎麦 塩
今までのしじみ詠う代物とは一線画す余韻続くキラキラ塩清湯。
麺処ほん田出身の実力派店主が繰り出す島根宍道湖シジミ推し。


らーめん 恵比寿（群馬県高崎市）手打ちラーメン
非の打ち所ない佇まいとカエシ薫り良いバランス絶妙な醤油清湯。
清華軒流れ汲む自家製手打ちピロモチ麺に味わい具材盛りの渾身デフォ。


中華そば 竹千代（尾久）中華そば
昆布と椎茸の乾物軸に豚旨味下支えのコク深和出汁に舌鼓。
こだわり素材も喧嘩しないバランス良さが絶妙でした。


ケンちゃんラーメン（大山支店）中華そば
酒田に本店おく山形代表するパイオニア的存在ケンちゃん支店。
濃口醤油 煮干薫り 強靭ビロモチ麺踊る三拍子。やはり唯一無二すねぇ


麺処 一笑（南阿佐ヶ谷）平打ち縮れ太麺とトマベジ
厚めまろやか油浮かせた魚介不使用の野菜旨味と動物ガツンの豚骨白湯。
今年何気に一番伺ったお店かも知れません。卒倒する組み合わせですねぇ


上海軒（香川県多度津）中華そば
昭和11年創業の多度津老舗店。いりこ出汁で喰らわす究極ホッコリ中華。
美しい表層に乗るミシ旨豚に垣間見れるシルキー麺のステキな丼顔。


うえんで 会津（日本橋ふくしま館 MIDETTE）山塩ラーメン
会津若松代表する老舗店うえんでが不定期で催事に登場。
キラキラ鶏油に鶏ガラ塩と激ウネり平打ち麺合わせの会津らしさ。


中華そば処 琴平荘（山形県鶴岡市）中華そば
山形鶴岡 創業1965年の旅館が冬期のウリとして2002年始めた中華そば。
アゴ出汁効かせた濃口醤油と凹凸舌触り感じる自家製ツルボコ麺に脱帽。


好日（東中野）らあめん
シンプル構成ながら素材にこだわった天然出汁溢れる無化調醤油。
女性店主こだわりと優しさがそのまま丼顔に表れた出で立ち。


中河（岩手県盛岡市）中華そば
6年前にフラれリベンジとなった感慨深いキラキラ黄金醤油清湯。
初動はタレ出汁弱めながら経過と共に素材旨味しっかり。


モリス（広島県呉市）中華そば
昭和22年創業 戦後から続く老舗店で地元民から愛される呉ソウルフード。
ふんわりイリコ出汁風味薫るホッコリ塩にツルポク麺合わせに舌鼓。


味の十番（東中野）サーティーメン
町中華にハマった要因でもある激しい香ばし感と旨味凝縮激アツ餡。
鮮やかシャキ具材に垣間見える熱溜め込んだ激アツちぢれ麺合わせ。


玉川大盛軒（埼玉県比企郡）正油拉麺
丁寧な作業で提供される着丼から魚介薫りにこの鮮やか出で立ち。
かん水や保存料一切使わず卵塩バターだけで仕上げた全卵無加水麺。


煮干し中華そば 山形屋（竹ノ塚）中華そば 濃口 背脂
限定シゲちゃん以上に 久びさ濃口醤油推しデフォ中華の完成度に驚愕。
こうして見ても噛み応え跳ね返し特徴 このグリングリン麺シビれます。


洛中その咲（京都市中京区）mocchirich 醤油
店主はあきひで夜の部担当の実力派で こだわり素材と麺が衝撃的。
お餅ライクな独特ねっとり多加水仕様の自家製手打ち極太ウネり麺。

以上になります。
もちろん 他にもココロ揺さぶる一杯や町中華が各地にたくさん。


ラーメンも 人生も色々です。ヒトの温かさに毎回触れます。
麺喰らうたびに 地方に行くたび 切にそう思います。


ステキな2019年 ありがとうございました。
これからも時間許す限りステキな一杯を追い求めたいです。


それでは来年もよろしくお願いいたします。
色々とごちそうさまでした。

キラキラした2018年も ようやく終わります。
我が広島東洋カープも見事3連覇を果たしました。


今年も都内や全国の老舗店に人気店や新店ふくめて
無理ない範囲でバランス良く廻れたと思ってます。


47都道府県のうち 今年はお気に入り地方への再訪メイン。
最たるもんが全国でも屈指の麺王国 東北エリアでした。


今年も実家広島から始まり 名古屋に岐阜からの秋田遠征。
久々の福岡強行ランデブーに奥さん実家の山形と愛知巡りつつ最後は山口へ。


今年の総杯数は518杯。ま 杯数自慢してるのは もはや森本くらいでしょう。
杯数より感動できる一杯に出会うことが何よりの至福。


仕事も私的にも 日々色々と環境が目紛しく変わりつつも
ラーメンや人とのつながりを通して息抜きできたり。


一方で40過ぎて家族も居るので 健康管理は本当にタイセツ。
ランニング総距離は1100km超え。来年もレース続くんで頑張りたいす。


では 2018年のまとめとして とくに印象に残ったものを。



2018 MVP
らーめん屋 たちばな（岩国市）元祖豚系ラーメン
シンプルな見た目から想像できない動物ガツンのジャンク豚骨。
麺肌ソフトなツルモチ麺にトロ豚合わせの感動級。シビれましたねぇ


二代目にゃがにゃが亭（三河島）さんま香油そば
秋に惜しみつつ休業となった身体全体に沁み渡る絶品中華。
自分の原点そのものです。復活を待ちたいと思います。


陽気 江波本店（広島市）中華そば
小鳥系の中でも口当たり良い濃厚クリーミー豚骨醤油。
広島特有の軽快ツルパツ麺と軽快シャキもやしの相性バツグン。


トイ・ボックス（三ノ輪）醤油ラーメン
まさにオモチャ箱のようなワクワク感とセンス良さ詰め込まれてます。
昨今のネオ清湯から一線画す奇才店主が織りなす感動レベルの逸品。


濃厚ラーメンかなや（方南町）濃厚ラーメン
ラーメン高校生から有言実行 夢を叶えてラーメン屋開業。
関西特有ドロ豚骨と横浜家系に九州豚骨融合したコク深絶品ハイブリッド。


中華そば 金ちゃん（八千代市）中華そば
山形南陽市の名店 金ちゃんそば屋の関東暖簾分け。
キラキラ鶏油浮かせた濃口醤油に自家製手揉みちぢれ麺の最強マッチ。


純手打ち だるま（中野富士見町）醤油らーめん
お馴染み七彩出身店主の麺にかける情熱がヒシヒシ伝わる美し顔。
バランス良い無化調醤油に 硬柔不揃いの自家製手揉み麺相まる至福時間。


らぁめん りきどう（岐阜市）焙煎2色つけ麺
新宿らぁめんほりうち譲り 国産小麦使い分ける自家製麺はまさに絶品。
表層ぴちぴち弾ける濃口醤油ダレに 全粒粉焙煎と小平麺の最強2種麺合わせ。


十八（能代市）醤油
平日週4回しか営業しない老舗店提供の比内地鶏旨味溢れる渾身醤油。
後半お酢ドボドボ投入する常連客と風格漂うレジェンド感が印象的でした。


湯の台食堂（にかほ市）中華そば
地域密着型食堂のご子息が店引き継いで七彩流れのホッコリ無化調醤油を提供。
喉越し良い自家製手揉みグリン麺と豪快具材合わせに舌鼓。


純手打ち 麺と未来（下北沢）塩らーめん
研究熱心な店主が提供する渾身塩清湯とほうとうライクな手揉み麺。
啜るたびズボボっと吸い込まれるトロモチ具合が新鮮で存在感放ってます。


つどい（福岡市）汁ありのアレ
独特エロチック雰囲気のなか 超有名カップうどんアレンジした渾身一杯。
シンプルに見えて実に分厚いスープと絶品平打ち麺合わせの衝撃逸品。


中華そば 麦萬（富士見台）中華そば
今年 特に印象に残った弾力押し返し特徴の口内踊る自家製ウネり麺。
こう考えると 七彩出身者のお店はどこも素晴らしいですねぇ


はつね（西荻窪）タンメン
透明度から裏腹な分厚い旨味押し寄せるタンメン概念が覆される驚愕設え。
香ばしシャキ野菜にコク深スープ頬張る口内旨味溢れの大運動。


らぁ麺 すぎ本（鷺ノ宮）醤油つけ麺
支那そばや出身店主提供のガツン醤油ダレ効かせたコク厚み推し絶品醤油。
独特伸びある自家製平打ち麺との鬼絡みで今年イチのつけでした。


ケンちゃんラーメン（鶴岡店）中華そば
身入り ウネり麺 煮干薫り踊る三拍子。やはり唯一無二すねぇ
硬柔ウネり麺ズボズボ啜るたび煮干風味突き抜ける至高一杯に義妹と泪。


佐平次食堂（寒河江市）中華そば
昭和クラシカルな雰囲気の中いただく調味料刺激特徴のパンチある濃口醤油。
牛エキス甘味馴染む軽快プリモチ麺合わせでジャンク具合サイコウでした。


火風鼎（白河市）ラーメン
ご子息の焔で絶品醤油喰らってから立ち寄りましたが やはり感動しますねぇ
早朝から打たれる麺肌ザラつき伴う自家製ツルボコ麺に脱帽です。


ラーメン 由（甲府市）醤油ラーメン
山梨甲府で人気の鶏と豚骨に10種魚介系を合わせた天然素材凝縮トリプル醤油。
麺表情すら垣間見れないほどの大判チャー含め衝撃受けた豪快設え。


中華そば 来味（板橋店）にぼしラーメン
すっきりした見た目から想像もできない薫りから強烈なガツン煮干推し。
グイグイ旨味加速するスープに 伸びコシ特徴の自家製ツルパツ麺合わせの力強さ。


中華そば ふくみみ（分倍河原）中華そば
余韻永く続く旨味加速の優しいコク深スープに触れると行列の長さも頷けます。
昨今の鶏油とキレ醤油のネオ清湯と対極の 素材活かした出汁旨味で喰わせる一杯。


たちばなや食堂（周防大島町）中華そば
港町の落ち着いた店内でいただく地元瀬戸内イリコ出汁ベースのコク深醤油。
コシ弾力特徴の中太モチモチ麺に香ばしミシ旨チャー合わせの絶品中華。


以上になります。
もちろん 他にもココロ揺さぶる一杯が各地にたくさん。


ラーメンも 人生も色々です。ヒトの温かさに毎回触れます。
麺喰らうたびに 地方に行くたびにそう思います。


ステキな2018年 ありがとうございました。
これからも時間許す限りステキな一杯を追い求めたいです。


それでは来年もよろしくお願いいたします。
色々とごちそうさまでした。