毎日のクラクラ猛暑と二日酔いを勘違いして身体が欲するしじみ味。
本店雑色の目印が大行列ならば池袋の目印は天下御麺のアパホテル。
宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 池袋店
2023年4月OPEN。2019年5月創業の雑色に本店置く琥珀の池袋店。
岩田店主は東十条行列店ほん田出身の実力派で去年4月に福岡店も。
本店同様肉厚で殻からもエキス取れる島根県宍道湖産しじみを使用。
塩は蜆旨味をダイレクトに味わい醤油は地鶏と貝風味交わる複雑さ。
中華蕎麦とつけ蕎麦の二大構成。各々醤油と塩で並 上 特上と変則。
人気店がこぞって提供する大焼売に吊るし焼きとローストポーク丼。
しじみを煮てエキスを抽出し雑味が出る直前で火を止めるこだわり。
厨房横の製麺室では丁寧に麺帯作りを。夏限定は煮干し昆布水冷麺。
岩田店主に懇願し自家製麺に切り替えた神谷店長と高速作業の助手。
キビキビ髭店員ホールと全体サポートする女性の活気ある6名体制。
11時半訪問で意外にも客5割。卓上にはGABAN黒白胡椒とお酢のみ。
厨房前カウンター4席に2卓4つと対面カウンター8席のゆったり大箱。
つけ蕎麦 塩
着丼と同時に凝縮した分厚いシジミ風味の薫り立つキラキラ塩清湯。
自家製麺に切り替えた瑞々しい平打麺に二種焼豚とホッコリ味玉が。
低温調理の薄桃色レア豚肩ロースはハム食感の噛み応えミシ旨設え。
つけダレにはブワッと燻香溢れる豚バラと座布団切りシャキ白ねぎ。
キラキラ油にブワッと鼻腔抜ける滋味深い蜆風味ガツんの渾身お塩。
キレ塩ダレに分厚い鶏旨味と肉旨味溶け出す無化調ショッパー設え。
歯触りクチりのエッジ効かせた瑞々しい自家製ストレート平打ち麺。
啜るたび蛤出汁と小麦薫るハリ弾力押し返しの重厚ムギュモチ食感。
別皿豚肩ロースと燻製豚バラ一緒にムギュモチ平打麺啜る至福時間。
スープ割するとショッパー鶏出汁から蜆風味増すステキな和風味変。
86点/100点
大量しじみと鶏旨味推しショッパーお塩に絶品平打麺の豪快ダイヴ。
ごちそうさまでした。